映像漫談

「怪獣使いと少年」の前史を語る。サトルから一の宮を経る系譜

私はかつて「「怪獣使いと少年」を少し捻くれた視点から視聴」という記事(https://gureneko.hatenadiary.org/entry/20170828/1503916604)で、『帰ってきたウルトラマン』の「怪獣使いと少年」を語るには、後史である『ウルトラマンA』の「明日のエースは君…

【自動更新記事】 幸福の科学の映画『神秘の法』が『DEATH NOTE』経由で大川隆法を批判しているという私の説の可能性が、今年の春からさらに高まる。

注・この記事は自動更新させたものなので、「生存報告」を兼ねていません。私がもう死んでいる可能性は十分に理解して下さい。 まずは以前私が書いた「『神秘の法』と『DEATH NOTE』はこんなに似ている!」という記事を御覧頂きたい。 時間の無い人のために…

一応二ヶ月経ったので生存報告と緊急事態の延長 兼 大川宏洋(現、「宏洋」)離反後も、幸福の科学の映画部門における反主流派の気骨は衰えず?

1.生存報告とさらなる苦難 「二ヶ月経ったら復帰できる」みたいな宣言をしてしまったものの*1、まともに帰宅できる日はもっと遅くなりそうです。すみません。 国も緊急事態宣言を延長したので、私も延長です。 下の記事や、今後自動更新される幾つかの記事…

最後に軽く幸福の科学関連の話題をやって御盆の活動報告終わり。次回はおそらく正月。

御盆を機に期間限定でブログの執筆活動を一時的に復活したものの、この記事でネタ切れである。 次の復活はおそらく正月であろう。それまでは仮に時間が出来たとしても、以前から予告していた一部の質の低い過去記事の削除や修正のために使いたい。 最後は、…

初代『仮面ライダー』のキノコモルグの登場時期は神がかっていたと思う。

初代『仮面ライダー』で、仮面ライダー2号登場直後に撮影されていたはずのキノコモルグとの戦いが第24・25話まで後回しにされたことについては、批判も多い。 最大の悪影響は、すでにショッカーの存在を知っているはずの石倉五郎が簡単に騙されてしまう場面…

映画『のぼうの城』で、駿河が北条領になっていた。

最初の数分ぐらいでこんな地図を見せつけられたので、視聴をやめた。 ミスなのか独自設定なのか、独自設定としてそれが後半にどう活かされるか、多少は興味があったが、時間がもったいないので。

インターネットにおける個人の発信力を侮って大川宏洋氏への対処を誤った幸福の科学は、王蘭人民共和国であり、帝国ゴドムである。これは私の予言通りである。(追記あり)

かつての世界では、情報の発信力は発信者の財力や人数といった他の力量との相関関係が強かった。 しかしインターネットの登場以来、その相関性は弱まった。一個人でも努力と工夫と才能次第で、巨大勢力との情報戦を優勢に進められるようになった。かつては泣…

「幸福の科学の公式見解に対する宏洋の公式見解」における、三途の川と照魔の鏡の体験順についての疑問

昨日の記事(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20181007/1538906615)で紹介した大川宏洋氏の動画には、後日談があった様である。 幸福の科学グループは、動画への反論を公式サイトで発表し(参照→https://happy-science.jp/info/2018/40312/)、宏洋氏はそれ…

四門出遊を果たした大川宏洋氏について

幸福の科学の教祖の長男の大川宏洋氏が、教団を辞め、教団との今後の付き合いを否定しまくる動画を発表した。 宏洋氏については、多くの教団ウォッチャーが「最近では主流派に屈した」と見放す中、私はブログでも実生活でも熱心に「彼が主導した映像作品を観…

『NHKスペシャル 未解決事件 file.06 赤報隊事件』は、踏み込みかけた「表現の自由」をめぐる問題の理解が浅く終わってしまった残念な回であった。

『NHKスペシャル 未解決事件 file.02』は、部下の思想良心の自由を職場の地位を利用して抑圧する発言の問題性をまるで意識していない駄作であり、弊ブログでは強く批判をした(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20140415/1397561212)。 そしてこのシリーズが…

昔は左翼風の映画に思えた『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』だが、今視聴すると別の解釈も成り立った。

『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』という映画がある。西暦1986年12月20日に公開されたものである。 この映画には三つの勢力が登場する。 第一は、「ゲゲゲの鬼太郎」とその友人たちである。妖怪・人間・半妖怪の混成であり、当然ながら人間と妖怪…

幸福実現党を称える目的のはずの疑似ゲーム動画に、埋伏の毒

幸福実現党の「非公式クリエイターチーム」と称する者が、他の政党を揶揄すると同時に幸福実現党を褒めたかのような内容の、疑似ゲーム動画を発表していたらしい。 この動画は、幸福実現党のシンパのブログでは、嬉々として紹介されている。対してアンチのブ…

「怪獣使いと少年」を少し捻くれた視点から視聴

『帰ってきたウルトラマン』の、差別問題を扱った回として名高い「怪獣使いと少年」は、しばしば悪い差別者と善良な被差別者の二項対立的な分かり易い説明によって紹介されるが、しっかりと時間をかけて視聴をすると、更に味わい深い回である。 以下、多くの…

今度の幸福の科学の映画では厚化粧の「コクシ」が悪役らしい。

『仏陀再誕』以降の幸福の科学の映画には、会内の反主流派による主流派批判のメッセージが込められているという有力な説がある。私もその説の支持者である(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20100925/1285341117・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20120…

映画版のおかげで設定の破綻が理解できた『華氏451度』。そして洗脳装置としての映像の力の限界について考えた。

華氏451 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2012/05/09メディア: DVD購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見る華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発…

ホラー映画『ボイス』・『ヴォイス』、両方楽しめた。

自分の周囲で、『ボイス』という韓国のホラー映画が面白いらしいから借りて観ようという話になった。参加者は全員未見であり、ネタバレ情報すら持っていなかった。 借りる担当の者は、棚に『ボイス』と『ヴォイス』があったので、どちらが本物か判らなかった…

映画版、『ぼっけえ、きょうてえ』(2006)には馴染めず。

インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~ [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2007/05/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (16件) を見る 小説『ぼっけえ、きょうてえ』に感動したので(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/2017…

『相棒season15』第10話「帰還」の元ネタは幸福の科学かもしれない

※題名の「ネタバレ注意」は2月頃に外す予定。 『相棒season15』第10話「帰還」(http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/contents/story/0010/)は、妙に幸福の科学を連想させる話であった。 事件の舞台となった黒水町(くろずちょう)では、数年前まで教祖的なカ…

『復活のF』の亀仙人の能力に関する問題についての私の意見

『復活のF』で亀仙人がフリーザ軍の一般兵一人よりは強い事が判明し、しかも公式設定でそれが以前からの本来の強さであったと語られた。 フリーザ軍の一般兵といえば、戦闘力1000のナメック星人よりは強く、3000のナメック星人よりは弱いので、一般に戦闘力…

『エクソシスト ビギニング』が突きつける、「ナチスが白人を相手にやった事は、周辺諸国が有色人種を相手にやった事と同じ」というメッセージ

エクソシスト ビギニング [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2005/04/08メディア: DVD クリック: 22回この商品を含むブログ (32件) を見る 第二次世界大戦後のヨーロッパではしばしば巨悪の例としてナチスが挙げられる。それが所謂庶民感情というものである…

ゴドーをジラされて待ちながら

西暦1954年、初代『ゴジラ』が映画界にデビューした。 戦争や原子力の脅威を、怪獣を使って比喩的に描いた作品である。怪獣映画という本来は子供向けのジャンルでありながら、その作風のレベルはまさに芸術であった。 芸術を鑑賞する能力のあった者たちは、…

『BLASSREITER』の予言が当たってしまった。寛容は一転して非寛容となる。

少し前に『BLASSREITER』(ブラスレイター)というアニメの全話視聴をした(ココカラ→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20140816/1408125264)。 舞台は架空のドイツなのだが、そこではドイツ人が中東からの移民を差別しまくっていた。 視聴当時、私は一部の…

【ジオング問題】性能の見解が分かれた理由を考えてみた。

足の無いジオング(以下、「未完成ジオング」と表記)については、これを本来のジオング(以下、「パーフェクトジオング」と表記)と同等の戦力と見做す思想と、80%程度の完成度と見做す思想とが、対立している。どちらの見解も『機動戦士ガンダム』の登場…

ドラマ版『デスノート』第一話感想

ドラマ版『デスノート』(http://www.ntv.co.jp/drama-deathnote/)第一話を視聴したので、現時点での感想を書いておく。 【加点要素】 その1 夜神月を凡人にした事。 これについては、やたらと批判をしている人も多いが、月とLの能力がほぼ同等で月のみが…

「それは、血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」という発言の傲慢さについて

『ウルトラセブン』第26話において、人類は超兵器「R一号」を開発する。これさえあれば地球への侵略を企てた星を瞬時に破壊出来るのである。そしてこの存在を全宇宙に知らしめれば、そもそも誰も地球を侵略しようとしなくなると、アンヌ隊員は予測する。 ウ…

『NHKスペシャル 未解決事件 file.02 オウム真理教』に見られた宗教パワハラ

少し前に『NHKスペシャル 未解決事件 file.02 オウム真理教』(http://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/file002/index.html)という番組を見た。新たに発見されたテープを元に、教団が変質していった過程を描いたものであった。 この番組では幾つか残念な点があっ…

ウルトラマンの「変身時間三分間」という設定について色々考えた。

『ウルトラマン』の作品世界の外部で出た設定本等では、ウルトラマンの変身時間は三分間とされており、この設定はほぼ常識化されている。「カラータイマーが点滅を開始すると残り時間は三十秒だ」という設定もまことしやかに流布されている。 しかし実際に『…

『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』

先月、「ノーコン・キッド×ゲームセンターCX カフェ」(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20140214/1392324515)に行った際、同行した『ゲームセンターCX』の熱心なファンから映画版『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』(http://www.gc…

『嬢王 Virgin』は面白かった。しかし欠点は欠点としてしっかり指摘させて頂く。

嬢王Virgin DVD-BOX(5枚組)出版社/メーカー: 東宝発売日: 2010/02/19メディア: DVD クリック: 136回この商品を含むブログ (20件) を見る 『嬢王 Virgin』というドラマ(http://www.tv-tokyo.co.jp/jyouou/index.html)のDVDを借りて視聴してみた。 新米キャ…

『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』は面白い。しかし欠点は欠点としてしっかり指摘させて頂く。

最近『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』という深夜ドラマを視聴している(公式サイト→http://www.tv-tokyo.co.jp/noconkid/)。日本のゲーム産業の発達史を、ゲームと一緒に育った三人の主人公の成長物語と絡めて描写した作品である。 最終回まで視…