自分語り
人生でやりたかったことは99%やり終え、「あとはいつ死んでも平気だ。難病でも事故でも何でも来い」とどっしりと構えていた。 しかし親戚が急病でひょっとすると私より先に死ぬかもしれないと一報が入るとオロオロしてしまうし、弟弟子が詐欺に遭ったと聞く…
あと10年以上生きるかもしれない一方でいつ人事不省になってもおかしくないという曖昧な状態なので、面倒でも今のうちに人生を振り返ってみる。 自利 99/100点 未成年の頃に私が立てた人生の目標は、極めて壮大な上に手段も暗中模索であったが、偶然の作用に…
私は未成年のある時期に生甲斐を喪失し、そこからは自己の知識欲を満たすだけの日々を過ごした。酒で言えばアル中のようなものであった。 やがて様々に学んできたものが、仏教の中の科学と矛盾しない範囲内の部分と結合し、一気に悟りを得た。 その数年後に…
私は生まれつきかなり不運なほうであった。そして不運な出来事が起きるたびに、嘆き悲しみ、天や関係各位を恨んだものである。 だが非常に幸運なことに、科学と出版の盛んな現代の日本という正真正銘の仏国土に生きたおかげで、厳しい修行などをせずとも、ひ…
少し前に、私と深い関係のあるカップルが離婚の調停を始めました*1。仮に夫を甲さん、妻を乙さんと表記しておきます。 私は甲さんに大義があると思っていましたが、甲さんは私の弟弟子みたいな人物でもあったので、逆差別的な発想で、念のため99%の応援にと…
※最近ブログを書く時間が数分しかとれないのと、個人情報保護のため、実体験でありながら極めて抽象的でわかりにくい内容になっているかと思います。ご容赦下さい。 「コレクター」に因んで仮に「Cさん」と表記するある人から、自分は長年いくつかの所有物を…
1.当ブログ衰退の因果関係をさかのぼる このブログの更新頻度はどんどん低下しており、アクセス数も低下してきており、人気があるのは大昔に書いた記事ばかりのようである。 最大の理由は「ネタ不足」である。現状では時間も不足しているが、ネタが無さ過…
このブログでは「戦う民主主義」について何度も話題にしてきた。しかも正の側面と負の側面の両方を紹介してきた。 しかし一方で自分自身の態度については語ってこなかった気がする。 これについては昨日現実に熱く語ったので、その内容をほぼそのままここに…
私は自分が神経科学と仏教の総合理解によって「三毒」をほぼ消し去った。残念ながら後述するようにある程度の三毒は残ったので、完全な悟りではないが、それでも過去の100倍は精神的に楽になった。 このため、布教こそしなかったものの、他人から悩みを相談…
1.はじめに 今書かないと永久に書かないまま終わってしまいそうな話題なので、推敲もせず思いつくままひたすら書いてみる。誤記その他はいつも以上にあると思うが、お許し願いたい。 テーマは私と仏教の関係である。 私は(多分)後述する様に、仏教にヒン…
注・個人情報保護のため、病状を少しだけ変えています。ひょっとしたら医学を修めた人から見ると、「そんな病気は無い!」という噴飯物の記事かもしれません。 私には持病があり、とりわけ夏の暑さに長時間耐えていると発作を起こしやすいです。 このブログ…
漫画みたいな展開で大変申し訳ないのですが、ある事情により、読書なんてしてられなくなりました。 「八月はこの二冊を読む!」という公約(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20180809/1533778090)は撤回します。
今日から夏休みです。 ここ数ヶ月は帰宅直後に寝て夜中に起きて活動し始めるという生活をしていたので、知らないうちに近隣住民の顔ぶれまで随分変わってしまっていました。 そんな生活が夢だったかの様に、急に暇になりました。 でも今は特に行きたい観光地…
普段私が通っている医者は、治療が生ぬるい感じなので、いつも「もっと荒療治して下さって平気なんですよ。」と伝えています。 ところが年末年始にその病院が休みという事だったので、再発したら大変だからという理由で、私が驚く程の荒療治をしてきました。…
人間、この非人間的なもの (1972年)作者: なだいなだ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1972メディア: ?この商品を含むブログを見る 最近、「あなたの思想に最も影響を与えた思想家は誰ですか?」と聞かれた。 こういう質問は、社会的には逐語的に解釈して返…
昔の自分は知識欲に苦しんでいた。その知識欲は名誉欲と密接に絡んでいた。「そんな事も知らないの?」と言われる回数を減らしたかったのだ。 しかし三年ぐらい前から、突然これが消えた。なんとなく「もういいや」と思ってしまったのである。 これで一気に…
ここ数年、体調面でも社会的地位の面でも、不遇の時期が続いていた。それがやっと一段落し、来年からは余程運が悪くない限りは急浮上の予定である。 だが不遇の時代にも、不幸中の幸いは数多くあった。そしてそうした幸いの中には、不遇な時代にしか遭遇出来…
三月に手術をして以来、徐々に元気になってきました。周囲には「もはや病後ではない」と豪語しております。 ここで慢心してはいけないとは思いますが、いつまでも半病人の立場でいるわけにはいかないとも思います。 これから毎月の初頭には「生存報告」記事…
はじめに 私は当ブログで何度か新聞記事に触れる内容の文章を書いてきた。引用する新聞は朝日から産経まで多種多様であった。まさかとは思うが、ひょっとしたら読者の皆様の何人かは、私が複数の新聞を読み比べている知識人だと誤解してくれていたかもしれな…
他人の自殺の邪魔をする事が他人の自由への侵害であるという事は、私は未成年の頃から菊池寛の『身投げ救助業』を通じて観念的・抽象的に理解していた。 それは現在の私の自殺に対する認識の基礎になった。しかし、今にして思えば、その頃の理解は実に浅薄で…
プライバシーに配慮し、10%程度をフィクション化した。なお、登場人物達はアルファベットで表記するが、イニシャルではない。 昨日は送別会があった。私とD氏は送り出される立場である。普段は酒量を制限している私だが、折角の席なので大いに飲んだ。 その…
徳政令が出なくても借金を棒引きする事を、昔は「私徳政」と言ったらしい。 私は自分の誕生から去年度末までに私に被害を与えた全ての人物達を、故あって許す事にしたので、取り敢えず「私大赦」という言葉を造ってそれを表現してみた。 そしてそれを全世界…
今年は東日本大震災によって多くの不幸が撒き散らされた。私自身は運良く負傷を免れたが、被災者の事を考える度に胸が痛む。 そしてまた私にとっては、とっくの昔に完治したと思っていた病気が再発した年でもあった。温泉の力で(?)何とかまた治したものの…
中学生の頃の私に多大な不快感を与えていた二人の同級生が、二十歳前後で相次いで死亡した。 一人目の死を聞いた時には、復讐の機会が永遠に失われた事を残念がる気持ちになった。だが二人目の死を聞いた時には、世界が少し平和に近づいた事を純粋に祝う気持…
普段私は、ボランティア歴は自慢気に披露すべきではないという見解にも一理あると思っているのだが、本日は後述するある理由により、私のやっているボランティアの内の一つを語ろうと思う。 それは、弱者の文章の手直しである。主として労働の現場での虐待や…
「B」というサイコパスから逃れるため、「Cさん」に迷惑を掛けつつ、2010年の11月末頃に私がある組織から逃げ出した事についての記事(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20110527/1306508354)を書いた。本日はその続報的性格の話である。 一週間程前、その組…
私は実は、ブログで駄本を批判した後は気が重い場合が多い。その本の著者に狂信的な愛読者が多数いる場合は特に気が重い。狂信者によるハッキング攻撃や荒らしを心配して気が重くなるのではない。私の文を読んで洗脳が解けた人の一部に対して罪悪感が生じる…
注:この記事にある私の体験談は、自他の個人情報保全のため、内容の重大さを可能な限り増減しないよう気を付けつつ、どれも実際の設定を25%程変更した。例えば文中に「アルバイト」とあったら、「町内会のボランティアかもしれないな。PTAかもしれないな。…
美味しんぼ (8) (ビッグコミックス)作者: 雁屋哲出版社/メーカー: 小学館発売日: 1986/12/01メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る 前回(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20081110/1226254139)の『読書家の新技術』(朝日新…
中学生の頃、外国人の人名の区切れをナカテン(・)で繋ぐ事に違和感を覚えた。普段物事を並列させるために使用しているナカテンをそんな所に使っては、外国人の名前を列挙するのが難しくなってしまうからだ。 それ以来、外国人の人名の区切れには、二重ハイ…