コロナ問題で再び幸福の科学を問題視した。

 幸福実現党が大量の候補者を出していたころ、このブログでは同党を監視していた。

 さらには母体である幸福の科学も党の監視の一手段として監視した。そういう動機での監視であったため、大川さやか氏等の党での役職を持たなかった教団幹部の不祥事については、ほとんど黙殺していた。

 党への興味を100とすれば教団への興味は5ぐらいであった*1

 その後、候補者数や得票数も低下してきたので党への興味は30ぐらいにまで低下したのと、自然に入手できていた「献本」なども同じころに手元に来なくなったので、監視をやめてしまった。

 だが突如としてまた連中は人類社会の利害と正面から抵触してきた。今や教団への興味は党への興味を軽く追い越して1000ぐらいになった。

 前置きが長くなってしまったが、まずはプレジデントオンラインのこのページを読んでほしい。

 多くの新興宗教が「病気治しができる」という建前をかなぐり捨ててコロナ問題で世俗の人類の利害に呼応してくれたのに対し、幸福の科学だけが「3月下旬現在、教団の公式ホームページを見ても特に「自粛のお知らせ」などは掲載されておらず、それどころか直近の式典やセミナーの案内などが日々更新されている」のだそうだ。

 確認のために汚らわしい気分を我慢してまで教団公式ホームページ(https://happy-science.jp/)を見に行ったら、この記事への反論のようなものはなかった。

 幸福実現党の初代党首が行っている「一般社団法人JCU」と仮想通貨「リバティ」についての報道には即座に対応したようなので*2、プレジデントのこの記事に未対応なのは、「本気で開き直っているのだ」と考えるべきであろう。

 教祖の大川隆法氏が「(マスクは)実際全然要りません」と力説していた証拠も多々発見された(一例→https://twitter.com/darknessZ96969/status/1248830333954359297/photo/4)。

 こうなると、幸福の科学の集会に頻繁に参加していたり、信仰心頼みの我流のコロナ対策をしていたりする幸福の科学信者は、新型コロナに罹患している可能性が常人よりも高いということになる。

 25年前、日本の地下鉄の乗客たちは、狂信者集団による化学テロに襲われた。そして今また、狂信者集団のバイオテロに襲われている真っ最中ということになる。

 ニュージーランドの警察が今回のコロナに関連して「テレビの前で寝転がっているだけで人類を救える」と語ったそうだが、どうやら日本ではそうでもないようだ。

 現行法の下で我々ができることは、第一には、幸福の科学の信者の内でまだ知性や良心の欠片を残している方々に対して、ネットを通じて地道に常識を訴えていくことであろう。

 第二には、目先の売上金や票よりも全人類の命の方を重視して、幸福の科学幸福実現党の関係者とはなるべく接触しない事であろう。職業や所属政党によってはこれは完全に実行する事は難しいかもしれないが、それでも色々と理由をつけて電話やメール等で話を済ませる比率を高めるべきだ。

 そして第三には、第二の手段を他人がより行いやすくするため、「誰某は幸福の科学だ」という情報を仲間内でなるべく共有することである。ただしこれは、誤報や差別につながらないよう十分に気を付けるべきである。そういう気配りが苦手な人は、第一と第二の手段にだけ特化したほうがいい。

 これは人類の存亡を賭けた聖なる戦いである。ウィルスも、人類社会にとっての比喩的な意味でのウィルスも、どちらも倒してしまおう。