「自分たちは正しい!」と強く思い込んでいるカルト組織が、対立団体などに多大な被害を与えることは、しばしば見られる現象である。
しかし、それが「多数の一般人を巻き込む攻撃」であり「日本が舞台」であり「逃げ場のない乗り物という密閉空間が主な被害の場」であると条件を絞ると、かなり限定されてくる。
そしてそういう限定的な設定の事件が、奇妙な事にほぼ25年ごとに起きているというのは、かなり不気味な符合である。
少し前の記事で私は、2020年春の幸福の科学によるバイオテロが、1995年3月20日に起きたオウム真理教による化学テロの、ほぼ25年後に起きたものであることを指摘した*1。
その後何だか嫌な予感がしてそのまた25年前を調べたところ、1970年3月31日に赤軍派がよど号ハイジャック事件を起こし、一般乗客に多大な損害を与えていた。
そしてそのまた25年前の1945年4月1日、米軍が阿波丸事件を起こして多くの民間人を殺傷していた。
幸福の科学の教祖も信者も、自分たちなりに判断をして今回の挙に及んだつもりなのであろうが、何か大いなるチカラに動かされているのかもしれない・・・。