『新サクラ大戦 the Novel ~緋桜のころ~』を読んだ。

 諸般の事情でここ最近事務連絡のような記事ばかり書いていたが、お盆なので限定復活である。死人ですらお盆に復活するのだから、まだ完全には死んでいないこのブログが復活するのは当然である。

 『新サクラ大戦 the Novel ~緋桜のころ~』を読んだ。

 正確には「再読した」である。発売直後に一度大急ぎで読んだのだが、記事にできないまま半年以上経過してしまったので、改めて読み直したのである。

 内容は『サクラ大戦 前夜』*1と同じく前日譚である。

 一番驚かされたのは128ページの記述である。

 望月あざみといえば、私が見た限りの公開映像でも公式設定でも、「里の掟」がアイデンティティになっている雰囲気があった。しかしなんと里を旅立つ前夜になって、やっとその存在を知ったらしいのである。

 とりあえず「この世界をもっと知りたい!」と思わせるには十分な情報量であったと思う。