2010-04-07から1日間の記事一覧

イギリスの国益と二人のチャーチル――マールバラの呪い

藤沢道郎著『物語 イタリアの歴史』(中央公論社・1991)の245ページにて、スペイン継承戦争に関する面白い記述を発見した。 「戦争の最終段階でフランスが窮地に追い込まれた時、英国が和平に動いたのは、ブルボン、ハプスブルク両陣営のどちらにも決定的な…