2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「か(書・描)かれたもの」を解釈する手法には、大きく極端に分けて、現存している状態を孤立した完成形と見做してそのものの内部を整合的に扱う手法(以下、手法A)と、対象がその状態になるまでの過程を考慮して可能性としてのそれ以外の結果と比較対照し…
昨日は西武秩父線で羊山公園の芝桜を観に行きました。 降車予定の横瀬駅に近付くと、武甲山という異様な風体の山が見えてきました。 後で知ったのですが、石灰石の採掘で山の形が変わってしまったそうです。 横瀬駅から羊山公園までは歩いて15分ぐらいなので…
「国家の品格」を撃つ作者: 木村和彦出版社/メーカー: プレスプラン発売日: 2007/02/20メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (4件) を見る評価 知識1 論理1 品性2 文章力1 独創性1 個人的共感1 まずカバーからしておかしい。「まえがきより」…
当ブログでは、今まで数冊の駄本を紹介してきた。ただし実は私には、そうした本の書き手に対する憎しみはほとんどないのである。ある意味では彼等も被害者であるとすら思っている。 駄本の著者の側は、稀に意図的に愚かさを装っていると思われる場合も見受け…
北朝鮮における最高権力の世襲は、日本では一般に否定の対象である。そして実は北朝鮮国内においても、金日成の最も優れた後継者が偶然にも金正日であったという論法が使われているという点を重視すれば、世襲は「否定」されていると言える。 そうした中で北…