2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

靖国神社と、「中韓両国」

靖国神社関連の話題で「中韓両国からの批判」という表現が登場すると、文脈にもよりけりだが違和感を覚える事の方が多い。 まず外交レベルの話であれば、その批判内容が同じなのか違っているのか、違っているとしたらどう違っているのかを、知りたいと思って…

安易な「右傾化」の風潮に物申す!

最近の日本への分析として「右傾化」という単語を使用する人が増えている様に思える。自称右から自称左まで、この分析だけは意見が一致しているようだ。 だが私は、日本が本当に右傾化しているのか、かなり疑問に思っている。 以下、最近の日本の変化や状態…

定方晟著『憎悪の宗教 ユダヤ・キリスト・イスラム教と「聖なる憎悪」』(洋泉社・2005)

憎悪の宗教―ユダヤ・キリスト・イスラム教と「聖なる憎悪」 (新書y)作者: 定方晟出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/01メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る評価 知識1 論理1 品性1 文章力1 独創性1 個人的共感1 読み始めた途端…

選挙における棄権の積極的意義

選挙における「棄権」という行為には、根強い批判がある。 棄権を擁護して、棄権者に不利益を与えるなと主張する者も、多くは歯切れが悪い。「棄権するのも自由。」だの「道徳的には悪でも法的制裁を与える程ではない。」だのと、発想が消極的である。 そこ…

ホームレスは、都市だけの問題ではない。

大都市にはホームレスが多い。そのため、ホームレス問題を都市レベルの問題だと思い込んでいる人も多い。 この日記(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20080331/1206982315)に続き、また「足による投票」を応用してみたい。ホームレスが多い都市というのは、…

藤原正彦著『国家の品格』(新潮社・2005)

国家の品格 (新潮新書)作者: 藤原正彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 255回この商品を含むブログ (907件) を見る評価 知識1 論理1 品性1 文章力2 独創性1 個人的共感1 3ページ、以心伝心等が通じる日本と対比…

伊藤博文著『憲法義解』

気の遠くなるぐらい大昔、ある歴史の本で、「伊藤博文は自分で憲法を作って、しかも自分で解釈書まで書いてその解釈を固定化した。」という意味の文を読んだ記憶がある。その時は、「フム、そんなものか。」と思ったものである。 本日図書館で、こんな本を見…