2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
東京国立博物館の「皇室の名宝展」(http://www.bihana.jp/)に行きました。 伊藤若冲の30幅の「動植綵絵」の周辺が特に混んでいて、スタッフ達は必死に約10秒毎に「最前列の方は少しずつ左に歩んでいって下さい!」という意味の叫びをあげていました。 彼等…
銀座人形館(http://www.angel-dolls.com/index.html)で第12回アンティークドルフェアが開かれているので寄ってきました。 私は西洋人形に関しては現代日本の作家さん達のものが好きなのですが、原点もやはり良いものです。 表情のある子を鑑賞するのも楽し…
「東文研」といっても、虚偽・矛盾・剽窃をしばしば指摘されている某ライター所属の株式会社だか何だか判らない謎の組織の事ではなく(参照→http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090908/1252396974)、東京大学の東洋文化研究所(http://www.ioc.u-tokyo.ac.…
先に言っておくと、私は放送法第1条2項で不偏不党が義務付けられているテレビとは違い、新聞については偏向していても良いと思っている。偏向は「分業」でもあるからだ。保守政党や資本主義国の悪事は朝日新聞が積極的に暴いていくのが良いし、革新政党や社…
雅楽道友会に所属している友人の御誘いで、乃木神社の管絃祭に行きました。 以前行った時は日が暮れてからだったのですが、今日は五時前に到着したので、付近の散策も色々と楽しめました。 まずは神社の隣の乃木公園に行きました。 津久井利彰氏の「ひねり・…
拙い経験の範囲内での感想ですが、私は都内の大学の学園祭の中では、東京農業大学の収穫祭が一番好きです。ほとんど全ての教室が研究成果発表の場となっているので、非常に勉強になるからです。 そう公言していたら、ある人から高校の学園祭にも珍しくそうい…
ひかりごけ [DVD]出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2001/05/19メディア: DVD クリック: 78回この商品を含むブログ (9件) を見る 名作として絶賛されている武田泰淳の『ひかりごけ』を読んだ時、私は時代的限界の方に目が行ってしまった。 確かに当時…
雨の日の平日の新宿御苑は空いていて心が安らぎます。緑も映えますし、霧が高層ビルを見え難くしてくれます。 そして霧を乗り越えて微妙に視界に残っている近所の近代文明の成果もまた、自分の居る場所の経済的価値の高さを思い起こさせてくれて、ある種の俗…
現在の日本では、女性に対してのみ離婚後の半年間の再婚を原則として禁止している。 この制度の賛否についての私自身の見解は別の機会に譲り、今回はこの制度の議論に際してある重要な観点が忘れられやすいという傾向を指摘しておきたい。 再婚禁止期間が議…
知人が新興宗教に入信した。現役の牧師の息子だったので、町ではそれなりに話題になった。 彼の父である牧師が、私に彼を説得して欲しいと依頼してきた。私は承諾し、知人を訪ねた。 「父君は心配していました。これは一つの提案なのですが、納得がいくまで…