2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

左派から「官打ち」された石原慎太郎

「官打ち」の本来の意味は、「不相応に高い官位を与えて過労死させる」ぐらいの意味だが、この記事では意味を比喩的に拡大して使う。 石原慎太郎は、都知事を三期務め、四期目の途中で国会議員になるために辞職した人物である。 一期目は様々な物珍しい政策…

日本の相対評価については、自分の感覚よりも、権威ある欧米の機関の評価の方を信じる事にしている。

欧米の権威ある機関が、「世界民主主義ランキング」だの「報道の自由ランキング」だのといったものを発表し、それが日本でも紹介されて話題になる事がある。 私もたまにそうしたものを一瞥する。すると、大概は自分の感覚と合致しない。日本の評価が高過ぎた…

「大川隆法の説法はどれも加筆修正無く書籍化されている」というネット上のデマについて

「狂信」には様々な形態がある。 崇拝対象となったテクストを究極的にまで盲信するのも一種の「狂信」であるが、こういう人の行動の成果は、学者のテクスト研究と限りなく接近していく。清朝考証学や国学の研究成果の一部が、今でもアカデミズムにおいて一種…

当ブログが原則として個人のページを名指しで批判しない理由

このブログでは、ネット上の他人の主張を批判する際に、原則として個人のページを名指しすることはなかった。どうしても批判しておいた方が良いと思った場合でも、「こんな事を言っている人もいるが・・・」と出典を暈してきた。 そのように決めた契機は、そ…

日本の人口を根拠に『坂の上の雲』の公式発行部数を疑った大川隆法幸福の科学グループ創始者兼(以下略)

大川隆法著『智慧の法』(幸福の科学出版社・2015)という本を読んだ。 この本の111〜112ページで著者は「『坂の上の雲』もかなりの量ですし、あれが「二千万部近くも売れた」と言われても、日本人の人口を考えると、「本当かな?」という感じも、しないわけ…

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺について

悪僧が悪事をはたらく際に、自分の風体を少しでもその悪事に活用していたならば、その悪僧の悪事を憎む者が、その悪僧の袈裟をも憎むのは当然である。 悪僧が被害者からむしりとった大金で壮麗な袈裟を新調して、その袈裟の威光でさらに多くの人を騙したなら…

中学校で異分子だったボクと東先生の話

小学生の頃のボクは、色々と自分で考える子だった。なぜ自分で考えることにしたかというと、偉い校長先生がそう命じたからだ。 考えてばかりだったので、いつも孤立していた。 いっぽう、何も考えていない子たちや何も考えていない蟻さんたちは集団行動が得…

生存報告1

三月に手術をして以来、徐々に元気になってきました。周囲には「もはや病後ではない」と豪語しております。 ここで慢心してはいけないとは思いますが、いつまでも半病人の立場でいるわけにはいかないとも思います。 これから毎月の初頭には「生存報告」記事…