2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

国民審査とインターネット

昨日の選挙に関する感想を語っているブログは多そうなので、私は最高裁判所裁判官の国民審査の感想を書こうと思う。 小中学生の頃、社会の授業で国民審査はほとんど形式的で欺瞞的な制度だと教わった。 そして実際に当時はそれが妥当な見解であったと私も思…

韓は滅びぬ。

しつこいと言われるかもしれないが、韓の正統に関して昨日考えた事を更に書き加えようと思う。 昨日は『史記』における「韓王信」という表記の不自然さやその後の中国史における「韓」号の忌避について語ったが(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/200908…

韓を継ぐ者

先日の日記(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20090826/1251220178)で、転封を渋って新燕王に殺された旧燕王に触れた。この旧燕王は韓広という。彼が大人しく遼東に赴任して、西で失った領土を東方への拡大で埋め合わせようという前向きな思考をしていれば…

義帝時代の封建の傾向

中華の歴史において、南方を根拠に天下を統一した人物と言えば、熊心(義帝)・朱元璋(洪武帝)・孫文・蒋介石の四人ぐらいしか思い浮かばない。しかも後三者の時代の華南が既に地理的にも生産力の観点からも既に中華世界の辺境ではなくなっていた点を考慮…

日本の右翼アニメ『一休さん』に隠された反共和国の暗号

『一休さん』は日本を代表する右翼アニメであり、厚生省中央児童福祉審議会の推薦も受けている。 普段の内容としては、第一身分に属する一休宗純と第二身分に属する蜷川新右衛門が連帯して桔梗屋の商売を邪魔する事でブルジョア革命の萌芽を摘み取ろうとする…

『まぼろし探偵』全話視聴計画(総括)

『まぼろし探偵』全話視聴計画は、約一ヶ月前に一応完結したのだが、一応全体的を通じた感想・考察等も最後に書いておきたい。 まず一番面白かったのは、同じ俳優が何度も別の役で登場している点である。明石竜二の八面六臂の大活躍は何度も強調した通りだが…

ロシア革命アニメーション

事情によりかなり報告が遅れてしまったが、少し前に渋谷で『ロシア革命アニメーション 1924-1979/ロシア・アヴァンギャルドからプロパガンダへ』(http://www.uplink.co.jp/x/log/003038.php)を観てきた。まだ上映中なので紹介しておきたい。 A−1 ソビエ…

激痛地獄

右手が内側から焼き鏝を当てられる。両足は巻き添えから逃れようとしてか、即座に直立して右手との平均距離を伸ばす事に成功。口は頼まれもしないのに右手の代弁。「犠・や・や・や・あ。」脳は偉そうに高所から託宣。「昨日の君に死ぬ勇気が無かったから、…