激痛地獄

右手が内側から焼き鏝を当てられる。

両足は巻き添えから逃れようとしてか、即座に直立して右手との平均距離を伸ばす事に成功。

口は頼まれもしないのに右手の代弁。「犠・や・や・や・あ。」

脳は偉そうに高所から託宣。「昨日の君に死ぬ勇気が無かったから、この事態を回避出来なかったのさ。」

腹だけは深刻に心配。食糧難を。

左手だけで書いた。