2021-01-01から1年間の記事一覧
1.これまでの経緯 かつて『戦争責任論の盲点』の前半部分に100点を与えて後半部分に0点を与えるという、非常に極端な記事を書いた。 この後半部分のうちの日本共産党の戦争責任を論じた部分に関しては、文章が書かれた時代の状況も考えてある程度批判を緩…
さいふうめい原案・星野泰視画『哲也 雀聖と呼ばれた男』を再読して時系列を纏めてみた。準拠はコミック版である。 ※第1話 昭和19年阿佐田哲也15歳から物語は始まり、昭和20年敗戦時に16歳と明記される。 ※第2話 昭和20年16歳の状態で始まり、「そんなある日…
「日本を戦争の出来る国にするな!」という主張をしている人たちを、駅などで時々見かける。 ところが詳細に話を聞くと、いつもその目的を達成するための具体論は、法律の話がほとんどである。あとはせいぜい武器弾薬の話がたまに出る程度である。場合によっ…
安倍政権時代に安倍政権の批判者の多くが、イデオロギーの差を超えて無理矢理連帯するために「安倍はやめろ」という単純なスローガンに頼った。スローガン頼りの数合わせというのは、まさに政権獲得前のファシズムそのものであった。 そこで私は、「「安倍政…
サクラ大戦 漫画版第二部(9) (月刊少年マガジンコミックス) 作者:政一九,広井王子 講談社 Amazon 『サクラ大戦』の第一作の内容を非常に丁寧に描いてきた『サクラ大戦 漫画版』が、約20年を費やしてようやく完結した。 まずかつて私が書いた「総論」と「…
注・この記事は八月初頭に自動更新で発表される予定でしたが、本日零時現在の書き手の生存が確定したので、急遽生存報告記事として先行して発表することにしました。 「日本をX国の様な国にするな」とか「このままでは日本はX国の様な国になってしまう」とい…
戦前・戦中における昭和天皇については、第二次世界大戦等の大事件についての政治的責任の有無・多寡がしばしば議論される。 自分は知識不足のためほぼ傍観者の立場であるが、今後も大いに研究・議論が進んで欲しいと思っている。 欲を言うと、外国の「傀儡…
注・この記事は自動更新させたものなので、「生存報告」を兼ねていません。私がもう死んでいる可能性は十分に理解して下さい。 まずは以前私が書いた「『神秘の法』と『DEATH NOTE』はこんなに似ている!」という記事を御覧頂きたい。 時間の無い人のために…
注・この記事は五月中に書いたものを自動更新させたものなので、「生存報告」を兼ねていません。私がもう死んでいる可能性は十分に理解して下さい。 このブログは推定無罪の原則を重視する方針であるため、「自分こそが犯人だ!」と主張している者についても…
1.生存報告とさらなる苦難 「二ヶ月経ったら復帰できる」みたいな宣言をしてしまったものの*1、まともに帰宅できる日はもっと遅くなりそうです。すみません。 国も緊急事態宣言を延長したので、私も延長です。 下の記事や、今後自動更新される幾つかの記事…
現実の友人諸氏へ。 今日から二ヶ月間、緊急の電話やメールなどを頂いても、奇跡でも起きない限り応答できません。 読者諸氏へ。 今日から二ヶ月間、いかに論理的なコメントを頂いても、奇跡でも起きない限り掲載できません。 ご迷惑お掛けします。
「日本の民主主義を護りたい、あわよくば強化したい」と息巻いている人は、一般に日本の民主主義への相対評価が低い。 この見かけの相関関係により、「日本の民主主義はX国より劣っているぞ!」と方便でもいいから言い触らせば、より民主主義擁護運動が盛ん…
本日も時間がないのでリンク貼りが中心。 幸福の科学による、警察からの感謝状の改竄事件に関して、忘れられがちなことを二点指摘したい。 ※感謝状改竄事件とは? この警察からの感謝状の改竄事件自体を知らないかたも多いと思うので、その説明からする。 幸…
事情により手短に。 あるアイドルが「魑魅魍魎」の読み方を知らずに、ある別の単語と同じ発音をしてしまい、活動の自粛に追い込まれたらしい。 この件で自分の世界観を問い直して欲しい方々が二種類いる。 欧米において「弱者」とされた人への配慮として生ま…
以前、「「ナチスの専制を倒したから、スターリンの専制は正義だ。」と思っている人は、日本でもかなり減ってきた」と書いた*1が、スターリンを批判しつつ「それでもスターリンにはナチス討伐の功績がある」という意見ならば、まだまだよく聞く。 その根拠と…
プロレス鬼 (ジャンプ コミックス) 作者:コンタロウ メディア: コミック コンタロウ著『プロレス鬼』という短編集がある。西暦2021年1月19日現在、「スキマ」などのサイトで合法的に無料で読むこともできる。 本日はこの書の表題作となった短編「プロレス鬼…