2011-03-03から1日間の記事一覧

「X学史」ではなく、「X学と史学」

本日は、安藤洋美著『確率論の黎明』(現代数学社・2007)という本を読んで考えさせられた事を、同書の紹介を兼ねて語ってみたい。 私は同書を、一応は「良書」の部類に入ると評価した。 まず、確率論史の本はルネサンス以降の歴史のみを描いたものが多いの…