『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』(第22〜24話)

第22話「YU LIGHT」
 マーティンがホラー「キング」となりソードとソフィーはピンチになるが、復活したザルバが駆けつけて救われる。
 ザルバとはかなり感動的な離別があったのに、すぐに復活して少々興醒めである。無印の最終話の時と違って、記憶も連続しているようである。
 ソフィーがマーティンに現実を突きつけて陰我を生じさせ、ホラーにするところまですべて敵の計画の内だったようであり、ソフィーはそれを知って一度は落ち込む。
 しかしキングが世界中をエルドネットで浸食しようとしているという事と、アクセス権限のある自分はそれを防げるという事を知り、再びソードに助力を申し出る。
 しかしそこへ、キングの命を受けたクイーンとナイトが現れた。
第23話「MY SISTER」
 クイーンの対処はジーナが、ナイトの対処はルークが担当する事になる。エルドネット内では、ソフィー対ビショップの戦いと、ソード対キングの戦いとなる。
 この中でクイーンとキングは完敗し、死ぬ。ビショップとナイトはほぼ無傷であったが、キングが死んだ瞬間にリングによる指揮系統から自由になったようで、いずこかへ去る。
 ソフィーがエルドネットからまだ生きている被害者達の魂を解放し、のどかなエンディングに相応しい音楽が流れ始めるのだが、ソードが現実世界へと脱出しようとした瞬間にナイトが立ち塞がる。
 『紅蓮ノ月』は後日談としての残党との戦いが数秒しかなかったが、今度は逆に後日談だけで丸々一話使う気の様である。
第24話「FUTURE」
 丸々一話、後日談である。最初の数分でナイトが敗死し、後は各人が各様の未来に向かって歩み始めた様子が描かれて終わる。
 やはり『紅蓮ノ月』とは逆の形で後日談の長さが不適切だったのではないかという感想を持った。