コンビニのレシート

 コンビニで買い物をする時、レシートを渡そうとしない従業員にしばしば出くわす。これはやめて欲しいと心から思う。まずは渡すのを原則とし、レシートが要らない人のためには専用のレシート捨て箱でも置けば良い。
 特に今後はそれを周知徹底して欲しいものである。というのも、最近では環境問題への取り組みの一環として、エコバッグを持つ人が増えてきたからだ。
 エコバッグによる環境保護の効果の度合いについては議論もあるが、既に持った人が使わなければそれだけ二酸化炭素排出量が高まるという点は、衆目の一致する所であろう。
 レシートが渡されなければ、精算済みである事を証明できるのは新品のレジ袋だけである。渡されないのが普通という風潮の下では、見ず知らずの従業員に「レシート下さい。」と気軽に言えない人は、コンビニに行く際には始めからエコバッグを持参しないだろう。
 コンビニ一軒が消費するエネルギーは膨大である。民家の数十倍とすら聞いた事がある。これにつき、深夜営業の自粛といった案も一部にあるらしいが、公共の利便性を犠牲にする前に、まずはレジ袋削減のためにレシートを渡す指導をする事から始めて欲しい。