「1930年代・東京―アール・デコの館(朝香宮邸)が生まれた時代」に行ってきました。

 東京都庭園美術館の開館25周年企画(http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/1930/index.html)を観に行きました。
 体調のせいで何度も同行を延期してもらっていた知人との約束だったので、本日もかなり不調だったのですが、無理して行きました。
 最終的には倒れてしまい、結果として延期以上に多大な迷惑をかけてしまいました。
 それでも秋の日の庭園の美は、しっかりと目に焼き付けて帰る事が出来ました。これが最大の収穫です。


 30年代後半の写真・イラスト・広告等は、戦争を予感させるキナ臭さと西欧型都市文化の最後の輝きとが混じり合っていて、かなり興味深かったです。
 朝香宮家所縁の品々も中々見応えがありました。
 ただ、184番の「梨地蒔絵松文ボンボニエール」は、家紋の向きを鑑みるに、説明のプレートを置く方向が90度ずれているのではないかと思いました。