憲法記念日らしい話でも書くか・・・

 少しは憲法記念日に関連した話でも書こうと思った。
 まずは滋賀報知新聞のこのページhttp://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0001302を見て欲しい。
 メッセージや商品を擬人化した美少女の絵を活用するという手法は最近の流行であり、こうしたもので特産品の売れ行きを回復させた実例もあるらしい。
 ところで非常に奇妙に思うのは、記事の文章である。
 第一段落には「アニメキャラクターを登場させた」とある。そしてそのアニメキャラクターとやらは、文脈上「イメージキャラクターの「九条まもり」」でしか有り得ないだろう。
 しかし「アニメ」とは日本では一般に「アニメーション」の略である。アニメーションと銘打つならば、画が動く必要がある。チラシに印刷しただけでは、「アニメキャラクター」とは言えないだろう。
 また仮に同人レベルで既に彼女がアニメになっていたとしても、その作品の知名度が致命的に低い段階で「アニメキャラクターを登場させた」等と書くのは不適切である。
 結局憲法記念日とほとんど関係のない、いつもの書評みたいな文章になってしまった。
 このままで終わるのも勿体無いので、個人的に彼女を主人公にしたアニメを作る際の敵キャラを幾つか妄想してみた。
※伊草好子(いくさよしこ)・・・戦争大好きな同級生で最初の敵。制服を軍服風に改造しているため教師からしばしば注意されているが、校則の方が間違っていると言って憚らない。双子の妹に伊草郁子(いくさいくこ)がいる。改憲派
※九条本埜(くじょうもとの)・・・主人公の従姉妹で第二の敵。親の代で家督相続争いに敗れるも、九条家の本家筋は自分だと言い張っている。口癖は「天皇ハ法律ヲ執行スル為ニ又ハ公共ノ安寧秩序ヲ保持シ及臣民ノ幸福ヲ増進スル為ニ必要ナル命令ヲ発シ又ハ発セシム但シ命令ヲ以テ法律ヲ変更スルコトヲ得ス」。新憲法無効説派。
※膳田井すぎ(ぜんたいすぎ)・・・立憲政治という枠組み自体を憎んでいる最後の敵。それまで敵対していた三人が手を組んで最強の敵を倒すというハッピーエンドを描くため、デウス・エクス・マキナ的に無理矢理終盤に登場する転校生。