稚内の西に礼文島と利尻島という二つの島があります。面白い事に、種子島・屋久島のコンビと同じく、片方が円くて片方が長細いのです。
私はまず稚内港からフェリーで礼文島を目指しました。
これはフェリーから見た利尻島の利尻富士です。上の方が雲に覆われています。当時山頂付近に居た登山者の話では、凄いガスだったそうです。
礼文島では特に用事が無かったので、数時間ぶらぶらして帰りました。用事が無いのに来た理由は、生涯で踏んだ島の数を増やすためです。
唯一しっかり見たのがこの郷土資料館です。ただし一番一生懸命鑑賞したのは、地元の写真家が撮影した利尻富士三十六景です。
続いて利尻島に行きました。
着いた時には既に夕方でした。見晴らしの良い場所から夕日を見たかったので、港の近くにあるペシ岬に登りました。
御覧の通り、中々に手強い坂道です。時間と装備の不足から利尻富士登頂を諦めていたのですが、登山願望をある程度ここで発散出来ました。
日が沈む瞬間まで頂上に居たかったのですが、暗くなってから急な坂道を下る勇気は流石に無かったので、日没の直前に退散しました。
以前佐渡の宿でも感じた事ですが（http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20090919/1253288506）、素泊まりプランにしなくて本当に良かったです。これと同じものを東京で食べようとすれば、宿泊費全体と同額程度を費やさないと無理なんじゃないでしょうか？
おんせ〜ん。
やま〜。
