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また『孫子』に由来する「風」・「林」・「火」・「山」・「陰」・「雷」の六つの作戦の選択によっても、戦いのあり方が全く変わってしまうのも特徴である。各キャラクターと作戦の組み合わせには当然相性らしきものも見出せるが、敵の採用した作戦との相性もあるので、真の意味の「正解」は存在しない。
少年レッドVS紅蜥蜴
少年レッドの配役を賭けて、花組の女優達が試合を続けるモードである。途中で負けると脇役にされてしまうが、どの脇役になった場合にも独特の台詞が全員に用意されているので、本当の意味で極めようと思ったら、各キャラクターは全八回の戦闘において一度ずつ意図的に負ける必要がある。
なお私は「レッド」に因んで「火」作戦固定縛りを楽しんだ。
ストーリー
各キャラクター達に専用のストーリーが用意されている。内容はどれも『サクラ大戦2』の外伝的なものである。
大神一郎の会話内容によって戦闘の難易度が変化するという点でも、最も本シリーズの影響が強いモードである。
演出家争奪
演出家の地位を賭けて、花組に属さない主要登場人物達が試合を続けるモードである。これも各試合の敗北時に独特の台詞があるので、それぞれ一度は負けてみる事を勧める。
陰の功労者達の戦いという事で、私は「陰」作戦固定縛りをやってみた。
フリー対戦
ここでは敵のキャラクター・作戦も自由に決められる。実験や練習に最適である。
エンドレス
敵と戦わず、一人で延々とゲームを楽しむモード。一度だけやってやめた。
パズル
これも一人でやる形式のもの。各級に八問のパズルがあり、四問以上解くと昇級パズルに挑戦出来る。
私は何も見ずに一級まで行ったが、解き損ねた問題も幾つか残っている。一応攻略本も持っているが、まだパズルの解き方のページは封印している。
対戦モード
これが一番面白い。人間対人間の戦いである。
一つだけ注意点がある。キャラクター・作戦によって戦闘の模様がまるで変ってしまうゲームなので、相手の決定に合わせて選択肢を変えた側が断然有利になってしまうのである。
よって、順番やジャンケンや戦績によって、「後出し」が出来る側を予め決めておくと良い。
また私と持ち主との間でしばしば行われたのが、キャラクターも作戦もサイコロで自動的に決めてしまうという形での平等の達成である。偶然にもキャラクターが十二択で作戦が六択なので、三度サイコロを振るうだけで自動的に選択が可能となる。相性の悪い組み合わせが成立してしまうと熟練者の側が簡単に負けてしまったりするのも、このルールの魅力の一つである。
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