SFC版初代フロントミッション、敵と同じ条件縛りの記録

 誰かの参考になればと思い、一応掲載しておく。
 初代フロントミッションの様々な縛りプレイを試してきた私だが、急に「敵と同じ条件縛り」というものを思い付いた。
1.まず、アイテムを使用しない。一部のリメイクでは敵もアイテムを使用するらしいが、SFC版では使ってこないので、こちらもそうする。
2.コマンドとしての補給もしない。補給車は敵の補給車と同じく、隣接による耐久値の回復と自身の戦闘にならば使用しても良いとする。
3.敵はDuelとGuideを使ってこないので、こちらも使用しない。覚えるのも禁止。
4.敵はユニットに命令する順序を変えないので、こちらも命令の順序を変えないでロイドから順番に行動させていく。
5.バックパックを装備しない。敵が装備しているのを見た事が無いから。
 この縛りこそ戦争を正々堂々たるものに変えると思われる。今まで何故この縛りを思い付かなかったのか、非常に不思議な程である。
 他に、こんな縛りを追加した。
6.全員仲間にする縛り。やはり全員揃ってこそのキャニオンクロウである。「これだと寧ろ楽じゃないのか?」という批判に応えるため、次の縛りを設けた。
7.出撃機はレベルの低い者優先縛り。これが前条と融合する事で、仲間が増えれば増える程、エースの成長・活躍が阻害されるのである。
8.前条の縛りの範囲内で、「キースとJ.J.」・「ヤンとハンス」・「ヤンとイーヒン」・「ボビーとポルンガ」の四組については、勤務・休暇がなるべくセットになるよう努力する。
9.台詞との整合性をとる縛り。例えばMISSION18では、停戦命令を無視して戦っても罰せられないのだが、その後のキャニオンクロウ達の台詞と矛盾が生じてしまうので、台詞が出るまでは後退を続ける。
10.戦場で拾った兵器は使わない縛り。ただしカレンデバイスについては前条を優先して、ロイドへの装備を義務付ける。
11.闘技場の禁止。ただし6条の目的を達成するため、仲間を増やすための戦いは例外的に許可する。その場合もロイドのみ出場可で掛金は最低額とする。
12.無駄に戦闘を長引かせて経験値を稼いだり譲り合ったりするのは禁止。攻撃・反撃が出来る状況で攻撃しないのは、その行動のせいで自機が破壊される可能性がある時のみとする。また全パーツの残り耐久値が2/3を超えている場合、前進・攻撃の少なくとも一方をしなければならない。

MISSION1
 ラーカス事件。
 ロイド(1)・サカタ(1)・OCU兵(1)が強制出撃。なお、括弧の中はレベルである。
 ここではOCU兵に経験値を分散させないようにロイドとサカタの二人だけで敵を殲滅するのが定跡だが、12条によりOCU兵士にも奮闘してもらう。

BARINDEN
 この縛りではとにかくボディパーツの耐久値に気を配る必要がある。そして堅いボディパーツは大概の場合、出力が低かったり重量が大きかったりで、他の部位を弱くする必要が出てくる。しかしこの段階では、最強のボディであるパボットを装備しても際立った弊害は無いので、普段から私はパボットを購入している。
 そうした訳で、ボディはパボット、腕と脚はゾラ3A、コンピューターは射撃を重視して初期装備のアエスとした。武器は左手に初期装備のラプター、右手にはシージュ、右肩に初期装備のピズ3である。

MISSION2
 部下の救出。
 ロイド(1)・サカタ(1)・ナタリー(1)・キース(1)・J.J.(1)が強制出撃する。
 序盤はどうせ補給車もスキルもバックパックも無いので、特に縛られている気にはならなかった。

NEW MILIGAN
 防御力とHPの関係が良く解らないので、ボディはテンペストとヴェイパーの間で散々迷ったが、結局テンペストにした。左腕もテンペスト。右腕は節約を兼ねてマシンガン内臓型のヴェイパー。これを装備すると右肩に何も置けなくなるが、この縛りでは遠距離を鍛える事に余り意味は無いので、構わない。脚は移動を重視してヴェイパー。コンピューターはレヨン。武器は左手に遠近両用のRIM−3、左肩に盾のWS−2。
 いささか不恰好ではあったが、隊員全員にこの武装を強制した。ただしコンピューターだけは、部下の初期装備の方がレヨンより優れているので、ここにのみ差を残した。

MISSION3
 新兵器回収。
 ロイド(2)が強制出撃。サカタ(1)・ナタリー(1)・キース(2)・J.J.(1)も出撃。
 私がしばしば拾い物不使用縛りをするのは、ツィーゲの強さよりもここのイーグレットに理由がある。正規軍の最新兵器が一度敵に鹵獲されたからといって、それを取り戻したキャニオンクロウが私物化してしまうのはおかしいと思うのである。
 移動力を高めておいたのが功を奏した。サカタ・ナタリーによるフレデリック救出が成功した。その他のメンバーも猛烈に前進したので、イーグレットの脅威を免れたのである。
 仲間にしたフレデリックは、Duelを覚えないので格闘型に育てる事もあるのだが、今回はどうせDuel禁止なので、射撃型に育てる予定。

MISSION4
 車両護衛。
 ロイド(4)が強制出撃。サカタ(3)・ナタリー(2)・キース(3)・J.J.(2)・フレデリック(3)も出撃。
 かなり守り難かった。一応任務は達成。

MENASA
 いつもの事ながら、この町の買い物に深い思考力は必要ない。ボディも腕も脚も、最高値のハスキーMk.IVを買えば済む。コンピューターはロイドとフレデリックだけミーティアに買い換えた。右手には近距離のPAP55、左手には遠近両用のイグチ7式。あと左肩にシールドのWS−20を持たせた。
 新たに仲間になったヤンは格闘型なので、手に武器は持たせず、左肩にシールド、右肩にガルヴァドスを載せた。

MISSION5
 グレイロック防衛。
 ロイド(5)・ヤン(5)が強制出撃。サカタ(3)・ナタリー(4)・キース(4)・J.J.(4)・フレデリック(4)も出撃。
 ポールは辛うじて救出。
 市街戦ではルール第4条がきつい。俗にいう「糞詰まり」状態になってしまう。

GREY ROCK
 ポール・アルダーが仲間になる。二人とも射撃要員とした。
 ここでも全身のパーツはモスVR.5で統一した。また古参兵のコンピューターもそろそろ時代遅れになってきたので、クリエで統一した。左肩のWS−20は維持。
 射撃要員は、武器は左手に遠近両用のグノーツ、右手にレオソシアルを装備した。それでも重量に余裕があったので、右肩にガルヴァドスを装備した。ただし金が足りなくなったので、レベル最強のロイドとアルダーはハンディとしてガルヴァドス無し。彼等に次ぐレベルのポールは初期装備のボーンを使い続ける。
 格闘系のヤンは、両手にF−2ロングトンファ、右肩にイーグレット。

MISSION6
 対空兵器破壊作戦。
 ロイド(7)・ピウィー(5)が強制出撃。あとはサカタ(5)・ナタリー(4)・キース(4)・J.J.(4)・フレデリック(5)・ヤン(7)・ポール(6)・アルダー(7)。
 新たに仲間になった補給車については、オルソンからは積極的な戦闘を避けろと言われていたが、この段階ではヴァンツァーより堅い上に、補給コマンドは元々禁止なのでどうせ壊れても大した影響は無い。そこで積極的に暴れてもらった。
 なお、回復に向かうため退却中のフレデリック機が敵の遠距離攻撃のラッキーヒットによって大破した。最初の犠牲者である。これは直接的には勿論第1条のせいなのだが、第4条のために障壁を作れなかった事にも原因がある。
 戦いの後はメナサまで戻り、全員にガルヴァドスを装備させる。

MISSION7
 みんな大好き地獄の壁。
 ロイド(8)・ピウィー(6)が強制出撃。サカタ(6)・ナタリー(4)・キース(5)・J.J.(5)・フレデリック(5)・ヤン(9)・ポール(6)・アルダー(7)。
 プレイヤーは敵の囮作戦指令を傍受出来るが、ロイドがそれを聞いて裏をかくというのは非現実的なので、敢えて正面突破作戦縛りをした。具体的には、輸送車を含む全ユニットに対し、最初の攻撃は囮であるグリーグかデイヴに撃つ縛りをしたのである。
 フラッシュグレネードやリペア無しでどこまで戦えるか不安であったが、幸いなことに完勝する事が出来た。

MISSION8
 フリーダム市の残党追撃戦。街路で激しい戦闘が行われているのに、どのビルでも煌々と灯りが燃えている。まさにフリーダムの名に相応しい。
 ロイド(10)・ピウィー(6)が強制出撃。サカタ(9)・ナタリー(7)・キース(6)・J.J.(6)・フレデリック(7)・ヤン(11)・ポール(7)・アルダー(10)。
 なお第9条により、クリントン型を倒すのはJ.J.の仕事とする縛りを発動した。
 地獄の壁に完勝してそろそろ敵を侮り始めた私は、普段と同じく部隊を二分する作戦に出た。命令順序変更禁止縛りでは、市街地で味方を密集させると実に面倒だからである。無事完勝し、ますます驕る私。

FREEDOM
 グレゴリオを仲間にした。
 そろそろバックパックが無いのが辛くなってきた。近距離要員達はフロスト装備を諦め、ボディ・腕・脚の全てをゼアレイドにした。コンピューターはアルジェント。左手にはグノーツを持ち続け、右手にはグレイブ−S。左肩にはWS−14シールド。右肩のガルヴァドスは維持。
 格闘要員はボディをフロスト、腕と脚をゼアレイド、コンピューターをルイード、両手にF−3ハンドロッド、左肩にWS−14シールド。

MISSION9
 ラークバレー偵察。
 今回から最終回直前まで、仲間数より最大出撃機数の方が少ないので、レベルの高い順に休暇を与える。今回は最強であるヤン(13)が縛りに従って休みとなった。ロイド(12)・ピウィー(9)が強制出撃。サカタ(9)・ナタリー(9)・キース(8)・J.J.(7)・フレデリック(7)・ポール(9)・ハンス(10)・グレゴリオ(10)・アルダー(12)。
 モーリーを守るのに苦労した。いつも思うのだが、モーリーのヴァンツァーは実に弱い。こんな機体に全滅させられたUSNの先遣部隊の編成を一度見てみたい。
 なおモーリーは散々迷ったが射撃型として育てていく事にした。

MISSION10
 敵輸送部隊強襲。
 ロイド(14)・キース(8)・J.J.(8)・ピウィー(11)が強制出撃。サカタ(10)・ナタリー(10)・フレデリック(8)・ポール(9)・ハンス(11)・グレゴリオ(12)・アルダー(12)も出撃。モーリー(6)はNPCとして参戦。ヤン(13)は二回連続休暇となった。
 ここでもモーリー救出を目指し、達成した。

MISSION11
 渡河作戦。
 ロイド(15)・ピウィー(12)が強制出撃。サカタ(13)・ナタリー(11)・キース(11)・J.J.(10)・フレデリック(9)・ヤン(13)・ポール(11)・ハンス(13)・モーリー(7)・アルダー(13)も出撃。
 ヤン機が敵の規格外ヴァンツァーの連射を食らって撃沈。

PESETA
 ボビー・ポルンガを仲間にする。仲裁の現場は闘技場ではなく市街地だが、それでもロイド限定縛りを維持した。
 ここは買い物をしても直ぐに購入物が時代遅れになってしまう事で有名な町である。町の名称が昔のスペインの通貨と同じなのも、無駄遣いに注意しろという暗号なのかもしれない。実際節約のためにここで買い物をしないのも一つの手なのだが、今回はアイテムやバックパックを買わない分だけ金が余る事が予測されたので、ここでも買い物をした。
 射撃組は、ボディと腕がツィカーデ、脚はヴァーサ、コンピューターはキュオ。武器は左手には遠近両用のボア36、右手はアールアッソー、左肩はWS−14を維持、右肩はピズ8。ボア36はグノーツより威力が向上しているのに軽いという傑作なので、原則としてここでの買い物をしないという人にもお勧めしたい。
 格闘組は、レベルの関係からポルンガのみ更新。右腕の初期装備グロップSP−Vはヴァーサより遥かに強いので維持。残りの部分はヴァーサ。コンピューターも初期装備のリピス。左肩のWS−14を維持。右腕が破壊された時のため、一応左手にはF−4ハンドロッドを持たせた。

MISSION12
 列車爆破作戦。
 ロイド(16)・ピウィー(15)が強制出撃。ナタリー(13)・キース(13)・J.J.(12)・フレデリック(11)・モーリー(9)・ボビー(14)・ポルンガ(14)も出撃。
 第9条により、列車爆破までにアイテムを全部拾い、しかもその内の一つ以上をJ.J.に拾わせるという縛りを発動した。結果的に、列車爆破までにアイテムを全部拾った上に敵を全滅させるという、予定以上の戦果を挙げた。

BELTCHKA
 この町で買える兵器も直ぐに時代遅れになるが、遠近両用兵器のRIM−4は例外である。次の店で買える遠近両用兵器と攻撃力・命中率共にほぼ同等であるのに、はるかに軽くて安い。しかも撃つだけでかなりの経験値を稼げる。遠近両用兵器を使用する機体は、ここでこれに換装しておくべきである。
 近距離要員は、ボディと脚はインドス、両腕は命中率を重視してノヴァレイド、コンピューターはサフィール、左手にRIM−4、右手にFV−24、左肩にWS−2B、右肩は重量不足のため時代遅れのピズ8を維持。
 格闘要員は、ボディと脚はインドス、両腕はパンチの威力を重視してシケイダII、コンピューターは、左肩にWS−2B、右肩にラゴース。コンピューターは散々迷った末に遠距離攻撃能力を度外視してスファンクス。

MISSION13
 パルンタ砂漠の戦い。
 ロイド(17)・ピウィー(17)が強制。他にフレデリック(13)・ポール(14)・グレゴリオ(14)・モーリー(10)。レベル14の隊員は他にも多かったが、第8条の御陰で自然に選別できた。J.J.(14)はキース(15)と休暇、ハンス(14)はヤン(16)と休暇、ボビー(14)はポルンガ(16)と休暇である。
 普段は敵の猛攻を回復剤で誤魔化していたが、今回はアイテムが禁止なので苦労させられた。ここのミサイラーの遠距離砲はやたらと強力である。グレゴリオが八面六臂の大活躍をしてくれた御陰で乗り切ったが、彼はここでレベルが一気に18まで上がったので、当分使えない。

OCU FRONTBASE
 ここで一気に強化をする。
 射撃要員はジンクボディ。これは重量級だが、肩の砲撃を諦めれば十分な出力である。武器を持つ左腕はジンク。右腕は銃の倹約を兼ねて、マシンガン内臓のワイルドゴート。脚はやや安めのサカタ65式。この時点では一見安物の脚だが、このパーツが安い理由は重量にのみあり、他の全ての能力ではプリソメアを凌駕しているのである。コンピューターはエアフォルク。左手には無理に贅沢をしてバニッシュを装備させたりはせず、攻撃力が1低い代わりに重さが4kgも軽く値段が120H$も安い傑作であるRIM−4を装備させたまま。左肩にはファイアーウォール。
 格闘要員は、ボディがジンク、両腕はアルペジオ、脚はサカタ65式、コンピューターはヴィーガ、左肩にファイアーウォール。重量にやや余裕があったので気休めにピズ8を右肩に装備。

MISSION14
 イーヒン救出作戦。
 ロイド(18)とヤン(16)とピウィー(18)が強制出撃。あとの九人はナタリー(15)・キース(15)・J.J.(14)・フレデリック(14)・ポール(14)・ハンス(14)・モーリー(11)・アルダー(15)・ボビー(14)である。
 ここの敵は弱過ぎる上に行動も不可解である。元々交戦用の部隊ではないのでリアルと言えばリアルだが、ゲームとしてはつまらない。

MISSION15
 モーガン要塞攻略戦。
 ロイド(19)・ピウィー(20)が強制出撃。ナタリー(15)・J.J.(14)・フレデリック(16)・ポール(16)・ハンス(15)・モーリー(15)・ボビー(15)・ポルンガ(16)も出撃。
 警戒して進んだせいか、誰も死なずにクリア。

MISSION16
 フォートモーナス制圧作戦。
 ロイド(20)・ピウィー(21)が強制出撃。サカタ(16)・ナタリー(18)・キース(18)・J.J.(18)・ヤン(18)・ハンス(18)・モーリー(15)・イーヒン(16)・アルダー(16)・ボビー(17)が出撃。
 久々に第4条と相性の悪い市街戦である。効率的に回復させるために輸送車を十字路に移動させたところ、敵の遠距離砲の集中砲火を食らって撃沈した。

FORT MONUS
 射撃組は、ボディをゼロア、両腕をブリザイア、脚をプロジオン。コンピューターについては、遠距離がやや不安だがそれでもポテンシア。左手には、威力・命中率共にRIM−4を凌ぎ、なおかつRIM−4よりも4kgも軽いイグチ702を装備。右手には24SRグレイアイ、左肩にファイアーウォール。すると右肩用に若干の余裕が残ったので、時代遅れのWS−14シールドを装備した。左腕が吹っ飛んでも、これで防御する事が出来る。
 格闘組は、ボディ・両腕がブリザイアで脚はプロジオン。コンピューターにグランス。左肩にファイアーウォール。そしてやはり中途半端な余裕があったので念のため右肩にWS−14。
 全体的に感じるのは、本来なら装備できたバックパックやアイテムの性能が上がってきているので、徐々に縛りがきつくなってきたという事である。一般にこのゲームは中盤がヌルゲーだと言われているので、この縛りはゲームバランス的に非常に良かったと言える。
 ラルフを仲間にするため、久々に闘技場縛りが解除された。

MISSION17
 「ハフマンの魂」撃退作戦。
 ロイド(23)・ピウィー(22)が強制出撃。サカタ(19)・フレデリック(18)・グレゴリオ(18)・モーリー(18)・イーヒン(18)・ボビー(19)・ポルンガ(19)も出撃。
 ヘリコプターも含め、今回も大破機体無し。

MISSION18
 追撃戦。
 ロイド(24)・ピウィー(22)が強制出撃。サカタ(20)・ナタリー(20)・キース(20)・J.J.(20)・フレデリック(20)・ポール(19)・モーリー(20)・イーヒン(20)・ボビー(20)も出撃。
 ここでは戦いの途中で停戦命令が降る。ゲーム上ではこれを無視して戦い続けても特に処罰はされないのだが、台詞との整合性を取るために、反撃を決意する台詞が出るまでは全ユニットを退却する方向に動かし、しかも自分からは攻撃をしないという縛りを入れた。

MISSION19
 偽テロリスト退治。
 ロイド(27)・ピウィー(22)が強制出撃。フレデリック(20)・ポール(20)・モーリー(21)・アルダー(21)も出撃。
 残念な事に、またもやピウィーの輸送車が大破した。
 いつも思うのだが、ここの敵の指揮官機の動きは変則的過ぎる。ブラウン博士を殺すための努力をテント付近でしているという設定なのだろうか?

MISSION20
 「ハフマンの魂」迎撃戦。
 ロイド(28)・ピウィー(23)が強制出撃。ナタリー(22)・キース(22)・J.J.(21)・フレデリック(22)・ヤン(21)・ハンス(21)・グレゴリオ(21)・ラルフ(21)・イーヒン(22)・ボビー(21)も出撃。モーリーは加入後初の休暇、ラルフは加入後初の勤務となる。
 友軍としてドリスコル登場。彼に手柄を立てさせない縛りを実行し、成功。
 目の前に恋人の仇敵がいるのに戦えないというロイドの苦悩は、いつ見ても辛いものがある。ここで彼はMISSION18のUSN兵と同じ立場に立たされた訳だ。「今日から一部の殺人は合法です」という「開戦」も悲劇だが、「今日から全ての殺人を非合法化します」という「停戦」もまたもう一つの悲劇である。
 この戦いの後、フレデリックが離脱する。

MISSION21
 タッカー山地の戦い。
 ロイド(29)・ピウィー(23)が強制出撃。サカタ(22)・キース(23)・J.J.(22)・ヤン(23)・ハンス(22)・ラルフ(22)・イーヒン(23)・アルダー(22)・ボビー(22)・ポルンガ(23)。
 敵は地形を利用して集中砲火をしてくる。右肩にも時代遅れのシールドを一応装備するという方針が成功し、辛うじて味方機の破壊を免れた。

SOLEIT
 射撃組は、ボディにペルゼア、両腕と脚にブリザイアII。脚は移動力の高いペルゼアも魅力的なのだが、次回の戦いは補給車がスタート地点に事実上固定されてしまう戦いなので、耐久値を重視したのである。コンピューターはポテンシアを維持。左手にサンダーボルト、右手にブラックスター、そして特筆すべきは両肩のWS−14B。
 格闘組は普段は全身をブリザイアIIにするのだが、バックパック無しでは無理があったので、脚をペルゼアにした。コンピューターはプロキシモVG。盾は重量に余裕が無かったので左肩のみWS−14B。
 WS−14Bは最強の盾なので、金があるなら全員分を買っておくべき。

MISSION22
 「ハフマンの魂」本拠地壊滅作戦。
 ロイド(31)・ピウィー(23)が強制出撃。ナタリー(23)・キース(24)・J.J.(23)・ポール(23)・ハンス(22)・グレゴリオ(23)・モーリー(24)・ラルフ(24)・アルダー(23)・ボビー(23)も出撃。
 敵として登場するフレデリックに攻撃を仕掛けない縛りを入れた。またフレデリックの停戦要求に一応耳を傾けて、最初の一発は敵に撃たせた。
 戦闘後はフレデリックが復帰する代わりにナタリー・キース・J.J.の三人組が消える。彼等はロイドやサカタと同じく、レベル1から自分で育てたので余計な技能に無駄な経験値が貯まっていない。よって見た目のレベルよりも遥かに強いのである。だから連中がいないのは少々痛手である。
 拾ったダスラークロウアームIIは手早く売るか装備するかしないと消えてしまうバグがあるので、さっさと売り払った。

MISSION23
 ニルバーナ機関襲撃作戦。
 ロイド(33)・ピウィー(23)と仲間になったばかりのゲンツ(17)が強制出撃。サカタ(25)・フレデリック(23)・ヤン(26)・ポール(23)・ハンス(24)・グレゴリオ(26)・モーリー(25)・イーヒン(24)・ボビー(25)・ポルンガ(25)も出撃。
 ここのドリスコルは遠距離攻撃のみを加えている限りは特に反撃をしてこないので、しばしば経験値稼ぎに利用される。そこで敢えてドリスコルに手を出さない縛りを追加した。
 なお、直前のバーの会話ではピウィーの補給車が新鋭化される気配があるのだが、この戦いではまだ旧式である。
 一応問題無く終了。
 ゲンツは今までキャニオンクロウと何度も戦って経験を積んできている筈なのに、登場する度に能力値がMISSION17の初期状態に戻ってしまう。だから仲間にした直後も足手纏いである。ヘルメットで素顔が不明という事を考慮するに、今まで倒してきたゲンツは全部影武者だったのかもしれない。
 ゲンツは格闘が得意そうに見えるが、一応射撃型に育てる予定。

MISSION24
 因縁のラーカス地区工場跡地の対決。
 ロイド(34)・ピウィー(23)が強制出撃。サカタ(26)・フレデリック(24)・ヤン(27)・ポール(24)・ハンス(24)・モーリー(26)・イーヒン(26)・ボビー(26)・ポルンガ(26)・ゲンツ(18)。
 拾った兵器を使わない縛りの唯一の例外であるカレンデバイスは、台詞に従ってロイドに与えた。

CARRIER CAMP
 この店の兵器のほとんどはそれぞれ一長一短であり、いつも悩まされる。
 結局、射撃組は、ボディをゼリア、右腕をペガース、左腕と脚をテラーンにした。腕がテラーンというのは耐久の点では実に心もとないが、内蔵された火器の魅力に勝てなかったのである。コンピューターにターナ、左手にボア40、両肩にWS−14B。
 格闘組は、ボディと脚がテラーン、両腕がペガース、コンピューターはカイノン。左肩にWS−14B。右肩にアルバトロス。

MISSION25
 オルソン隊と交戦。
 ロイド(35)・ピウィー(23)が強制出撃。サカタ(27)・フレデリック(27)・ポール(26)・ハンス(26)・モーリー(27)・アルダー(27)・ゲンツ(18)も出撃。戦闘中にナタリー(24)・キース(25)・J.J.(24)が復帰。
 最初のイベントでは、ナタリー機はオルソンに脚を破壊されてしまったのだが、その直後に四歩も歩いていた。謎である。
 勝利後は一度町に戻り、この戦いで復帰したナタリー達に最新装備を渡す。

MISSIION26
 ルーピディス港に潜入。
 ロイド(37)・ピウィー(23)が強制出撃。サカタ(27)・ナタリー(26)・キース(27)・J.J.(25)・ポール(27)・ハンス(27)・モーリー(27)・ゲンツ(20)も出撃。
 特に事件は無し。

RUPIDIS
 射撃組は、ボディはヴァリアント、左右の腕と脚はゼニスV、コンピューターはファータ。左手にバニッシュII、右手にFB−24B。左肩にWS−14B。
 格闘組は、ボディと左腕がヴァリアント、右腕はダスラークロウアーム、脚はゼニスV、コンピューターはエボルシオン、両肩にWS−14B。
 全員を最高装備にしたが、金は180000H$以上余った。以後、金は無用となる。

MISSIION27
 ロイド(38)・ピウィー(23)が強制出撃。サカタ(28)・ナタリー(26)・キース(28)・J.J.(27)・ポール(28)・モーリー(28)・ラルフ(28)・イーヒン(27)・ポルンガ(27)・ゲンツ(20)も出撃。
 いつもながらヴァリアントは戦っていて敵に申し訳なくなる程の高性能である。一応オルソンの断末魔の台詞を重んじてロイドでオルソンに止めを刺す縛りをしたが、それでもやたら簡単であった。

MISSION28
 ロイド(39)・サカタ(29)・ピウィー(24)が強制出撃。ナタリー(27)・フレデリック(29)・グレゴリオ(28)・イーヒン(28)・ボビー(29)・ポルンガ(28)・ゲンツ(20)も出撃。
 イーヒン・ポルンガ・ゲンツ・サカタ・ピウィーが大破するという、今までで最大の損害を被った。

MISSION29
 ロイド(40)・ピウィー(24)が強制出撃。ナタリー(28)・キース(29)・J.J.(29)・フレデリック(30)・ハンス(29)・モーリー(29)・ラルフ(29)・アルダー(29)・ポルンガ(29)・ゲンツ(21)
 ヘリコプターを奪取するが、このヘリはどう見てもヴァンツァー17機が乗り込める大きさではない。エンディングでは巨大化するので、ひょっとしてこれは遠近法なのか?
 残った資金を見ると212124H$であった。

MISSION30
 ロイド(41)・ピウィー(25)が強制出撃。サカタ(31)・ナタリー(28)・キース(30)・J.J.(30)・フレデリック(31)・ヤン(30)・ポール(30)・ハンス(31)・グレゴリオ(30)・モーリー(30)・ラルフ(31)・イーヒン(30)・アルダー(30)・ボビー(32)・ポルンガ(31)・ゲンツ(22)
 ゲンツは最後までピウィーすら超えられなかった。
 さて、全員仲間にする縛りが逆に有利となる最終決戦である。余りにもキャニオンクロウ側が圧倒的なので、ここで新しい縛りを入れた。それは「ドリスコル以外攻撃しない縛り」である。ドリスコル機以外から攻撃されてもひたすら耐え、ドリスコルのみを倒すのである。坂田社長不殺縛りは有名だが、これは初めての試みである。一応「いまの俺にはきさまを殺すことしか考えられない!!」という台詞とも相性が良いので、さして突飛な縛りでもないと思われる。
 犠牲者はヤン・ピウィーだけで済んだ。

総括
 補給車の存在価値が低いせいか、いつも突出させて犠牲にしてしまった。補給車は修理代も安いので、この縛りでは余り大切にしたいという気にならない。御陰でピウィーは「ハフマンの魂」のリーダーをも超える猛将に育った。
 途中からバックパックが無い事がどんどん自由度を減らしていった。このゲームは中弛みで有名なので、それを避けたい人には是非ともバックパック不使用縛りをお勧めする。この点に関しては実に良い実験となった。

フロントミッション

フロントミッション