牙狼(GARO)-炎の刻印- Vol.7 [Blu-ray]
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エマが追い続けていたホラーが、エマのかつての夫であるルシアーノであったと判明する。
魔戒法師だった頃のルシアーノは、ホラー化した人々を殺す事に罪悪感があり、人々がホラー化しないための研究をしていた。だがその熱意が高じて陰我となり、自分がホラー化してしまったというのである。
なお、回想ではホラーの返り血をルシアーノが浴びている場面がある。魔戒法師には返り血の毒が効かないのか、それとも血は単なる心象風景だったのか、はたまた返り血を浴びてから百日以内にホラー化したので死なずに済んだのかは、謎である。
見所は、空中戦と、勝利後のエマの精神的脱皮である。
第20話「侍女-DOUBLE DEALER-」
オクタビアは城の地下宮殿の結界にメンドーサを匿い続けていた。メンドーサは前半に登場した時と比べてかなり老いていた。現在白髪の王が若い頃から仕えていた設定なのであるから、この姿の方が実際の年齢を反映しているのであろう。
オクタビアはアルフォンソ達から疑われるが、自分の右足と後輩を自ら犠牲にし、上手に疑いの目を逸らして生き延びる。その後、右足と後輩を思い出して魔戒騎士を逆恨みする。
かつてオクタビアが神を信じられなくなり、メンドーサに心服するようになった顛末も、詳細に描かれていた。この点、同じく小林靖子氏が関わった『BLASSREITER』の描写と、一脈通じる所があった。
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番犬所がメンドーサの保護を開始したのは、彼の野望を利用して多くのホラーを倒すのが目的であったと判明する。ヴァリアンテの民を犠牲にして、より多くの世界中の民衆を守ろうとしていたのである。
だがこうした非情な計算にレオンは納得が行かず、立ち塞がるヘルマンと戦う。
レオンは結局ヘルマンに負けて河に落とされてしまうのだが、その過程でヘルマンの魔導輪が彼に託されていた。これが今後どのような伏線になるのかは不明である。
なお、メンドーサは番犬所の計画を知った上で、それが計画倒れになるという自信を持っている様である。