『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』(第10〜12話・特別編)

第10話「REBIRTH」
 舞台は再びラッセルシティに戻り、前々回の戦いが都市にもたらした災禍の処理をするルークが物語の中心となる。
 ルークの回想によれば、ナイトが闇に堕ちて妻を殺したのは、自分の心を縛るものがなくなればより強くなれると思ったかららしい。
 妻は殺害しても目の前にいた子を殺害しなかったのは、そもそも初めから子を愛してなかったので、愛情が歪む事もなかったからなのだろうか?
 都市の機能がある程度回復するとルークは半ば強制的にシティを追い出され、ソードの後を追わされるが、それも自分の心を整理する良い切っ掛けになったようだ。
第11話「KIDNAP」
 ソードたちはサンデルディオスという西部劇に出てきそうな町に着く。ここより西は政府すら見捨てた地域らしい。
 ラッセルシティの雰囲気だけでも物語の舞台は近未来のアメリカだと確信していたが、この町の雰囲気によりその確信が一層強まった。
 エルドラドキングにナイトとともに仕える幹部のビショップは、西からくる凶悪犯に脅える町民の不安につけこみ、武器や護身術の提供をすることで町を影から支配していたようである。
 援軍としてジーナが来たこともあり、またソフィーがザルバに褒められる程成長したこともあり、ビショップの陰謀は退けられた。
第12話「FAMILY」
 ナイトの武力とビショップの謀略のお目見えが終ったので、最後の幹部であるクイーンがきっとこの前半最後の話で何かを見せてくれるだろうと期待して視聴したのだが、雑魚を一体倒すだけの話であった。
 映画『サイコ』の影響が多少感じられる内容であった。

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特別編「PAUSE」
 アニメ版の牙狼の恒例となった、中盤で声優たちが食事をする回。
 前半の内容を振り返りつつ、後半の情報が少しだけ流されていた。