『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』(第19〜21話)

第19話「FAREWELL」
 現在のガルエーデン社が、ソードの妹を巻き込んで爆発したシグヌスラムテック社の実質上の後継会社であると判明する。
 ソードとルークとソフィーはガルエーデン社に乗り込むが、ちょうど「真のエルドラド」が完成したためビショップたちは会社ビルを職場から要塞に変えてしまい、ソードたちは苦戦する。
 そしてソードとソフィーは「真のエルドラド」に放り込まれてしまう。
第20話「UTOPIA」
 「真のエルドラド」は、「エルドラドキング」であるソフィーの兄マーティンが作った完全な仮想現実世界であった。
 住民は皆実験に参加した者達であり、外の世界では死人となっていた。しかしクイーン達の傀儡として祭り上げられたエルドラドキングはそうした負の側面を知らずに、ソフィーの笑顔ためだけにこの世界の開発を続けていたらしい。
 ソードとその妹の魂だけは、黄金騎士の家系であるためキングのリングの統制を受けずにすむらしい。ソードは妹の魂からこの真のエルドラドの情報を仕入れる。
 何となく押井守的な世界になってきた。
 なおここでは明かされなかったが、18話でガルエーデン社の実態を知った元社員に「ソード」の名で逃げる様にメールを送った謎の人物が語られていたが、それこそがおそらくこの妹なのであろう。
 ソフィーはマーティンを連れて現実世界に帰還し、多数の死亡者という現実を突きつける。
第21話「CAUSE AND EFFECT」
 現実に帰還したソードは、ルーク・ジーナとともに再度ガルエーデン社を目指す。
 途中の道でクイーンが立ち塞がるが、かなり余裕を持って撃退する。
 終盤で現実に耐え切れなくなったマーティンがホラー化し、ビショップが長年この瞬間を待っていた事が判明する。
 まだまだビショップが何を企んでいるのか、私には想像がつかない。