※第14話「転校生のお友達」
今回のルートでは、有馬たくやは体の弱い波多乃神奈の付き人のような立場となる。そして二人で島津澪・結城正勝たちのいる歴史研究会に入る。
ここで神奈が、三角山の地質やその変化の歴史に以上に詳しいと判明する。
「殺風景な部屋に住み、性的羞恥心が無い」という点でやはり神奈は綾波レイのイメージを継承しているが、レイは無垢故にそうであったのに対し、神奈は悪ずれしまくってこうなっているようである。神奈は老化というものをせず、同じ姿のままずっと生きていることが示唆される。
神奈に付きまとう汚いオッサン「北条篤」は、公式サイトの人物紹介でレギュラー陣の中で一人だけ苗字のみの扱いとなっており(http://yuno-anime.com/#character)、この点は流石に哀れに感じた。
※第15話「戻らない夏」
歴史研究会の四人で海水浴に行く話である。
波多乃神奈はスイカ割りが異常に得意であった。これが何の伏線になるのかは想像すら出来ない。
※第16話「動かない時の中で」
北条篤は龍蔵寺幸三に雇われており、波多乃神奈に近付いた真の目的は有馬広大の居場所を聞き出すためであった。しかし余りに成果が出ないので、龍蔵寺は催眠術で北条の性格を変え、強硬手段に打って出させたようである。
波多乃神奈は収入源が売春であることを暴かれ、転校する破目になる。
※第17話「青く儚き誓い」
有馬たくやは波多乃神奈を北条篤の襲撃から守るが、「神奈に目立った外傷は無いがネックレスが破損した」という状態で、念のためリフレクターデバイスで「セーブ」をしてしまう。
しかしこれが大失敗であり、実はネックレスこそが神奈の生命の火であったため、決して救えない状況になる。これはセーブデータを一つしか作れないゲームでしばしばゲーマーが陥る苦境と似ている。
瀕死の神奈は最後の宝玉の場所をたくやに教える。私の予想とは異なり、宝玉は神奈のネックレスではなかった。
これで宝玉を全部揃ったため、たくやはそれを利用して父の待つ異世界に行くことになる。その異世界には神奈が生き延びるための鉱物があるようだ。
※特別編「真実は並行世界の果てに」
いよいよ異世界での冒険が始まると思っていたら、残念ながらここで総集編である。
しかし有馬たくやのナレーションがついているので、彼が自分の体験した物語をどう捉えているかが解るので、決して無視出来ない回であった。
次回以降の予告も多少あった。