「未だに麻原彰晃への帰依をやめていない」がアレフの脅威を煽る定型句となっているが、本当に麻原至上主義が蔓延しているのなら、ある意味では安全だ。

 「未だに麻原彰晃への帰依をやめていない」がアレフの脅威を煽る定型句となっているが、本当に麻原至上主義が蔓延しているのなら、ある意味では安全だ。
 なぜなら、麻原以外の者からの命令を真摯に受け止めない信者と、どうせ信者に命令を下せない状況にいる麻原という組み合わせは、アレフが危険な犯罪を犯す確率をかなり低下させるからだ。
 麻原の権威が相対的に落ち込み、「尊師と現代表の能力は同等!」となった時こそが、本当に危険な時期である。新代表の命令の下で、何を始めるか知れたものではない。
 しかも、「未だに麻原彰晃への帰依をやめていない」が人々を怖がらせる定型句となっているという事は、「尊師と現代表の能力は同等!」とアレフが言い始めた時に、国民や警察はアレフへの監視を緩めてしまうかもしれない。
 そうなると二重に危険である。