大川隆法氏の死とその後の教団の動向は、『ファイナル・ジャッジメント』の解読を通じて10年以上前にgurenekoによって予言されていた?

 大川隆法氏が今月2日に死んだが、報道等によると教団では先妻やその五人の子供達はすでに左遷や追放をされており、消去法で無名だった「ぽっと出」の後妻の大川紫央氏が後継者として最有力視されているそうだ。

 その大川紫央氏というのが、教団の公式見解では坂本龍馬の転生であり、脱会者諸氏の情報によると教団にとっては「謀反人」ともいえる人物の娘らしい*1

 2日、有力者大量粛清後の成り上がり、坂本龍馬、謀反人。

 この四点で思い出したのが、かつて私が書いた「本能寺の変と『ファイナル・ジャッジメント』の奇妙な符合――時は今」(https://gureneko.hatenadiary.org/entry/20120613/1339514239)という記事である。

 大川宏洋氏(現、宏洋氏)が公式に離反する前に製作した映画『ファイナル・ジャッジメント』の内容を深読みすると「織田信長の末路は大川隆法の末路と似ている」というメッセージになっていたというのが、その記事で私が語った内容である。

 そして今月の大川隆法の死とその後の教団の動向は、この大予言をさらに「アタリ」にしたと言える。

 織田信長の死は6月2日

 大川隆法氏の死は3月2日

 本能寺の変が成功したのは、織田信長林秀貞佐久間信盛・丹羽氏勝・安藤守就といった宿将を突如追放して近畿が一種の空白地帯になっていたからである。

 ぽっと出の後妻が教団の後継者として最有力になれたのは、大川隆法氏が長年の幹部であった先妻や息子や娘を追放・左遷したからである。

 織田信長を殺したのは当然ながら明智光秀である。殺害の動機として、長年交流していた土佐の長曾我部氏を守るためであるという説がある。

 そして大川紫央氏の前世とされる坂本龍馬といえば、土佐の出身であり、疑問視する声が強いとはいえ明智光秀の子孫という説がある。

 本能寺の変は当然ながら謀反である。

 大川紫央氏もアルゴラブ氏の情報によると謀反人の子らしい。

 霊能力を誇示する大川隆法氏の予言が外れまくる一方で、そんなものを信じていない筈の宏洋氏の当てこすりとgurenekoによるその解読が大予言になっていたのである。皮肉なものである。