『仏陀再誕』以降の幸福の科学の映画には、会内の反主流派による主流派批判のメッセージが込められているという有力な説がある。私もその説の支持者である(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20100925/1285341117・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20120606/1338985921・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20120613/1339514239・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20121012/1349969577・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20130105/1357386286)。
そして反主流派から人気なのが、映画部門で活躍するようになった大川宏洋氏である。
この大川宏洋氏については、民間企業で修行の後に教団に戻ってきてからは主流派に迎合してしまったとの評判も強い。そのため氏による新映画『君のまなざし』については、かつては私とともに幸福の映画における反主流派のメッセージを深読みしていた人の中にも、初めから期待していない人が多い。正直に言うと、私も期待度は低かった。
だが私は様々なサイトで荒筋を読んでいるうちに、とんでもない事に気付いてしまった。
なんと平安時代の悪役として「国司」が登場するのである。他にも悪役は出るものの、この国司こそが諸悪の根源らしい。この国司は平安貴族らしく厚化粧をしているようだ。
幸福の科学グループの首魁である大川隆法氏は、かなり前から「国師」を自称している。そしてかなり化粧にこだわっている。
「コクシこそが諸悪の根源」とは、まさに反主流派の強烈なメッセージではないか!
そしてこの「コクシ」に立ち向かうのは、主役ではなく大川宏洋氏演じる「道円」らしい。道円が鬼と化してコクシと戦うのである。しかもそのシーンが先行公開の対象になったのである(参照→http://www.eigaland.com/topics/?p=47510)。
「我、(一時的に)鬼と化してでも厚化粧のコクシであるあの男を討つ!」という強烈な決意がここに込められているのではあるまいか?
俄然、観に行きたくなった。招待券も確保しているので、予定が作れれば観に行く。行けなかったらごめんね。