小樽ぶらり旅

 まず市立小樽文学館http://www.city.otaru.hokkaido.jp/kyouiku/bungaku-kan/bungaku.htm)に行きました。数十年前に創られた中学校を思い起こさせる、壁面にはひび以外の何等の装飾も無い古びたビルの二階にありました。少々不安を覚えましたが、入場してみると中は実に充実していました。
 紹介したサイトには掲載されておりませんでしたが、あまり小樽と関係の無い永山則夫死刑囚の手記等もありました。
 これは単なる私の直感ですが、小樽という町は人口に比して文学への貢献の度合いが高い様に思われます。
 古本の持ち寄りコーナー等もありました。入場料を払った後の場所に設置されており、しかも持ち去って良い書籍は一人一回五冊までという制限もあったので、節度が保たれておりました。
 続いて昼食。お寿司屋さんにしました。ニシンの乗っている珍しい寿司も食べました。御当地メニューなのかもしれません。他にも八角という魚を初めて食べました。
 その後は観光のために運河の付近に行きました。仮面堂(http://www.otarusouko-no1.com/mask/index.html)が特に思い出に残りました。

 展望台から眺めた景色。
 展望台付近に小林多喜二文学碑(http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/hongo/hongo-19.html)がありました。形状は書籍をイメージしている様です。後ろから見るとそれがより判る仕組みになっていました。
 最後に小樽市公会堂(http://www.otarushiminkaikan.jp/koukai/nougakudou.html)に行きました。皇太子時代の大正天皇の行啓のために建てられたそうです。

 明治天皇とは逆に大正天皇は皇太子時代から写真撮影されるのを好んだそうですが、それでも絵葉書というのは珍しそうです。