名古屋港水族館が素晴らしかった!

 名古屋港水族館http://www.nagoyaaqua.jp/aqua/index.html)に行きました。
 水族館と海洋博物館(http://www.nagoyaaqua.jp/muse/index.html)と展望台(http://www.nagoyaaqua.jp/buil/index.html)と南極観測船「ふじ」(http://www.nagoyaaqua.jp/fuji/index.html)の全部に行けるチケットを買いました。当初は2400円という価格が強気の設定に思えました。
 しかし入館直後にイルカショーを観た時点で、「この値段では安過ぎる!」と思ってしまいました。


 水槽も観客席も非常に巨大なので、悪い席に座ったら困ると思い、かなり早めに席を確保しに行きました。しかし実際に始まってみると、前方の巨大画面に水中での様子や名場面のリプレイ等が次々と映し出される仕組みだったので、実は急ぐ必要なんてなかった事が判りました。カメラワークは非常に優れていて、大画面とショーが完全に一体の芸術となっていました。
 続いて観たのが、マイワシのトルネード!

 一般の水槽も充実していました。







 一通り見終わった後は館内の映画館に行きました。これがまた素晴らしい。超巨大スクリーンである上に、席の段差が激しいので、前の客の頭が全く気にならないのです!もうこの映画だけで1500円ぐらい払っても良いという気分になりました。
 映画はもう一本上映しているらしかったのですが、流石に水族館にばかり居ては次の施設に行けないので断念しました。他にも泣く泣く断念したイベントや展示物が多数ありました。地元民ならば絶対一年間有効のパスを買って、少しずつ極めていくべきです。
 館内のレストランで昼食。巨大な水槽があったりして、良い雰囲気でした。

 食べたのは御当地限定のシャークステーキ!
 出口付近には、名古屋近辺で確認された外来種を紹介する啓発コーナーがありました。

 以前紹介した井の頭自然文化園の水生物館(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20120308/1331201149)とは違い、外来種への無闇な敵意は感じられませんでした。
 土産物を買って水族館を出た後は展望台に行きました。

 これがさっきまで居た水族館の前景。

 こちらはやがて行く「ふじ」
 展望台と同じ建物の中にある海洋博物館は、これまたかなり充実した展示内容でした。こんなに贅沢に知識を摂取して良いのかなと思わされました。
 「ふじ」の近くには南極の生態系を乱したタロ・ジロの像があって少々心配しましたが、観測船の内部の展示では昨今の自然観の変化に対応してか、この二匹を讃える様な内容のものは見当たりませんでした。
 こういった対応がなされている以上は、更に一歩踏み出して像までをも無理に撤去してしまうのではなく、かつて『南極物語』が美談であった時代の遺物として末永く据え付けておいて欲しいものです。
 夜はバイキングで腹一杯名古屋名物を食べました。

南極物語 [DVD]

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