佐渡(初日)

 佐渡島にも渡りました。
 まずは佐渡博物館(http://www.city.sado.niigata.jp/sadobunka/denbun/museum/sadohaku/index_sado.htm)に行きました。後述する佐渡歴史伝説館(http://www3.ocn.ne.jp/~srdk/)と比較してHPが地味なので、大して期待せずに行きました。
 ところがどっこい、非常に内容が濃く、じっくり見ている内に随分時間を費やしてしまいました。特別展では佐渡の金銀山の特集がなされており、翌日の金山行の良い予習になりました。常設展では先史時代からの島の歴史・動植物・文化等を学べました。ただし一階の中庭は手入れが行き届いておらず、蜘蛛の巣に阻まれたので途中で引き返しました。
 続いて順徳天皇陵を参拝しました。


 その後、山のふもとにある佐渡歴史伝説館へ。

 勤皇の志士と切手の収集家の皆さんはもう気付いているでしょうが、上にいる瑞鳥は皇居に置かれているのと製作者が同じものです。
 佐渡歴史伝説館は佐渡博物館と比べて修学旅行向けというか、視聴覚に訴える展示物が多かったと思いました。
 日蓮の「塚原問答」は、日蓮の批判者達のざわめきまで再現されたリアリティあり過ぎの展示で、何を議論しているのか、そもそも議論として成り立っているのか、全く解りませんでした。
 「世阿弥観音」という芸術作品も展示されていました。「阿弥陀なのか観世音なのかはっきりせい!」という気分になりました。
 その後、変わった形の岩が多い事で有名な北の海岸線を観に行きました。


 以下の三枚の写真を、姫津の図書館(http://d.hatena.ne.jp/Himez/)の館長に捧げます。



 この姫津の地の民家の多くは、自宅の敷地内にお墓を持っていました。しかも何故か墓石のほとんどが豪華で真新しいのです。時間に余裕が有ったなら如何なる宗教観がその背景にあるのかを訊ねて回ったのにと、随分惜しい気分になりました。誰か専門家や興味を持った有志が謎を解き明かして私に教えて下さい。m(_ _)m
 夜、予約していた宿舎では、夕食が異常に豪華でした。下手に倹約して「素泊まりプラン」とかにしたりしなくて、本当に良かったです。