- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2009/05/21
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前回の戦いで離れ離れになっていたヘルマンとアマンダだが、ウォルフを追い続ける事で結果的に合流を果す。
ウォルフはアルとの巧みな連携で抵抗を続けるが、アルが土壇場で記憶を取り戻して寝返ったため、遂に亡びる。
アルが記憶を取り戻したのは、アマンダが自分の乗機に殉職した戦友の名前を書き込んでいたからである。これはシドウからは馬鹿にされた感傷的な行為であったのだが、予想外な実用性があったのである。
ただし残念な事にアルはアマンダ達に合流せず、ひっそりと自殺する。
ウォルフ軍とツヴェルフ軍を追い払った後、延々と空港で暴れていたジョセフは、かつて自分が感染させてしまった少女の捨て身の犠牲で暴走を止める。
この少女は急に登場させられた挙句、目的を果たした途端に死んでしまったので、ジョセフの暴走を止めるために無理矢理に作ったキャラという印象があった。よって私は初見時にはこれを減点要素としていたのだが、後で聞いた話では、漫画版では生い立ち等がそれなりに丁寧に描かれているらしい。
こうして二つの第三勢力が消滅し、いよいよクライマックスに向けてザーギンとツヴェルフの激突が描かれる下準備が整った感がある。
第20話 黄泉の軍勢
約三万のデモニアック軍を率いてザーギンがツヴェルフ本部に迫る。
それを見たアマンダは、ツヴェルフの敗北を予測し、ツヴェルフへの協力を止めてマレク救出に全力を注ぎ始める。先ずはヘルマンを逮捕した振りをして要塞に帰還し、帰還後は二人で協力して要塞内部で破壊活動を行いつつマレクを探すのである。
ツヴェルフは回収したジョセフを調整して再びザーギンにぶつける。ジョセフはベアトリスには圧勝するのだが、ザーギンには強化装置を破壊された挙句、完敗する。
ここでもザーギンはジョセフを殺さず、彼が自力で強くなる可能性に期待をし続ける。
アマンダの反乱による混乱もあってか、ザーギンもまたあっけなく要塞への潜入に成功し、そこでサーシャと再会をする。
ブラスレイタージェネティック 1 (チャンピオンREDコミックス)
- 作者: GONZO,ニトロプラス,廣瀬周
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/05/20
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