『牙狼<GARO>〜魔戒ノ花〜』全話視聴計画(新たなる伝説スペシャル)

 本日から『牙狼GARO>〜魔戒ノ花〜』の感想を書いていく。今回は、第1話に先駆けて一部地域でのみ放映された特集「新たなる伝説スペシャル」の感想を書く。
新たなる伝説スペシャ
 まずは情報が列挙されていく。
 物語の舞台は「青の管轄」らしい。最初にこの放送を見た時には、元老院は日本を東西南北の管轄で区切るのを止めたのかと思ったのだが、公式サイトの「STORY」(https://garo-project.jp/TV4/story/)には「東でも北でもない、青の番犬所」という表現があったので、一応は四方位の名を冠した管轄は残っているらしい。地域をより細かく分け始めたという事になる。そして、敢えて西や南の話題を出さずに「東でも北でもない」と書いたという事は、かなりの確率で「青」は東と北の中間あたりに位置しているのであろう。
 主人公の名は冴島雷牙。事前に聞いていた情報では冴島鋼牙の息子らしいのだが、執事の倉橋ゴンザは鋼牙時代からほとんど老いていないように見える。魔導輪のザルバもしっかり登場するようだ。
 今回の敵は、「メシアの涙」の異名を持つ「魔獣エイリス」らしい。この異名は、過去のシリーズのラスボスである「メシア」や「メシアの牙」に比べて、何とも弱弱しい印象がある。しかしエイリスの種が開花すると人界と魔界の境界が崩れ去るとの事。今までとは違った意味で厄介な敵である。
 パートナーの女性の名前は「マユリ」。
 そして開花の前に種の入った九体のホラーを封印するのが二人の目標との事。
 全25話で1話完結型である事も発表される。
 ここでザルバのナレーションによる第1話の予告が始まり、それが終わるとコマーシャルになった。
 コマーシャル後、各キャラクターとその俳優が紹介されていく。
 特筆すべきは、雷牙が歴代牙狼の中でも最強と言われているという設定である。『闇を照らす者』で、師匠は先代牙狼でなく魔戒法師、魔戒騎士としての自覚に欠ける、魔界語は出来ない、鎧自体も劣化という、史上最弱の牙狼を描いたので、今度は逆に史上最強の牙狼を描こうと考えたのであろう。
 剣をG・A・R・Oと動かす「牙狼斬り」という技が、日本家屋を舞台とした戦闘シーンで披露される事が予告される。これも楽しみである。
 一通り紹介が終わった後は、コマーシャルを挟んで、雨宮慶太監督と松坂慶子氏の対談が行われていた。『蒼哭ノ魔竜』では悪役を演じた松坂氏だが、今回は悪役ではなさそうである。