『虞禮寧子』虚襤褸子篇(問老章)

甲「僕が思うに、他国の愚かな戦争の巻き添えで自国の兵士が危険に晒されるのは良くない事だよ。なるべくそういう機会は減らしていくべきだ。その種の危険が避け難い場合にも、せめて十分な対価を頂かなくては、死んでいった兵士が浮かばれないよ。これについて、君の見解を聞かせてくれ。」
乙「ふむ。その前に一つ聞いておきたい。君がその考えに至った経緯はどんなものだい?」
甲「トランプ大統領候補の演説の大部分に共鳴し、その考え方を日本にも取り入れようと思ったのさ。」
乙「では僕の見解を言おう。僕が思うに、君の主張はすこぶる右翼的だ。」
 
丙「僕が思うに、他国の愚かな戦争の巻き添えで自国の兵士が危険に晒されるのは良くない事だよ。なるべくそういう機会は減らしていくべきだ。その種の危険が避け難い場合にも、せめて十分な対価を頂かなくては、死んでいった兵士が浮かばれないよ。これについて、君の見解を聞かせてくれ。」
乙「ふむ。その前に一つ聞いておきたい。君がその考えに至った経緯はどんなものだい?」
丙「安保法案に反対して共闘を開始した野党の党首達の演説の大部分に共鳴し、それを参考にして自分なりに出した結論さ。」
乙「では僕の見解を言おう。僕が思うに、君の主張はすこぶる左翼的だ。」