ELBISプロジェクトで閉鎖の扱いになっていて、幸福の科学の公式情報では存在していることになっている、東大黎明拠点を観察してきた。

 幸福の科学教団の学生部の公式情報(本日取得の魚拓→https://megalodon.jp/2018-0308-1147-05/hs-gakuseibu.com/access)によると、「東大黎明拠点」という拠点が「東京都文京区向丘1-2-5 TCH2F」に存在する事になっている。
 また公式の「精舎・支部へのアクセス」(http://map.happy-science.jp/)というページで「東大黎明拠点」と書いて検索をすると、「東大黎明拠点 (東京都文京区向丘1-2-5 TCH 2F(文京支部精舎))」と出てくる。
 さらにTwitterで今日も元気に書き込みをしている「幸福の科学 東大学生部」(本日取得の魚拓→https://megalodon.jp/2018-0308-1210-57/https://twitter.com:443/hs_univoftokyo)は、「東大前目の前にある東大黎明拠点、渋谷精舎を中心に活動しています。」と自称している。
 一方、やや日刊カルト新聞と深い繋がりのある「ELBISプロジェクト」(https://trueparrots.wixsite.com/elbis/blank-14)では、この拠点は去年の12月28日までに閉鎖された事になっている。
 ELBISプロジェクトの情報の方が正しければ、幸福の科学は2ヶ月以上前に閉鎖した拠点をさも現在も存在するかのように世界中に発信しているという事になる。余程怠惰か、若しくは意図的に自分達が巨大であると嘘を吐いているかの、どちらかという事になる。
 幸福の科学の公式情報が正しいとすれば、「ELBISプロジェクト」は当初から大嘘を吐いたか、或いは一度閉鎖された後に再開したという情報をキャッチしてないかの、どちらかという事になる。
 この互いに相容れない情報を野放しにしていた場合、藤倉善郎総裁先生と大川隆法総裁先生のどちらを信じていいのか判らないで苦しむ人が増え続けるだろう。
 そこでやや日刊カルト新聞の社員でもなければ幸福の科学の会員でもないこの私が、公正な立場から終局的なジャッジメントをして事態を収拾する事にした。

 これは、gurenekoのメモの創始者兼執筆者である私が、昨日の正午ごろ撮影した写真である。
 平日の昼だというのに中に明かりは無く、関連ポスターを貼りまくっていた往年の外見とは程遠い、蛻の殻状態であった。
 これはELBISプロジェクトの勝ちの様である。
 幸福の科学の信者諸氏には、「折角久々に支部に行ったのに閉鎖されていた」とか「ずかずか拠点だった施設に入ったら、新しいテナントに威力業務妨害で訴えられた」とかいう事態に陥らないためにも、今後はELBISプロジェクトの情報を参考にする事を推奨する。
 教団に悪意を持っていそうなELBISプロジェクトの情報を使用する事には忸怩たる思いがあるかもしれないが、「敵の貴重な情報を無料で使用する事で自らの利益にしてしまう」と考えれば、腹も立たないだろう。