『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』(第13〜15話)

第13話「GOD'S WILL」
 相変わらず統制の及ばない地域を移動中の一行だが、「フェレ・サレ・デシモ」という、日本で言えば閑岱の様な、魔戒法師の修行の地もその中に点として残っていたらしく、今回はそこが舞台となる。
 ここには「導きの地」という、魔戒法師しか原則は入れない紅蓮の森の様な場所も併設されている。
 ジーナが導きの地の試練を乗り越えると、導きの地から託宣が下りエルドラドの情報がある程度開示される。どうやらホラーを従える「リング」とやらがキーアイテムの様である。
第14話「RELIC」
 いったんは導きの地まで来たルークだが、長老からもうすぐ復活しそうなホラーを倒すよう言われる。強制の任務ではないので、エルドラドへの道を急ぐルークは断ろうとするが、成長すれば結局は近道になる等と諭されて、結局は挑戦することになる。
 内容はホラー化した魔戒騎士を倒すだけの任務だったのだが、ナイトとの戦いが控えているルークには良い予行になったようである。戦場に守らねばならない弱者が偶然居合わせたのも、真の意味での守りし者への成長の一過程になった可能性が示唆されていた。
第15話「EL DORADO」
 ようやくクイーンの実力のお披露目の回である。
 ソード達は一切登場せず、キングの地位を奪いにきたそこそこ強いホラーがクイーンに完敗し、ビショップとナイトに止めを刺されるまでの話であった。
 エルドラドは、ボルシティと同じく、のこのこと移住を希望しに来た人物を選別し、ホラーの餌にしている都市だと判明した。
 もっと非常識な罠を第1話から期待していたので、やや残念である。