香山リカ氏が「某氏が死んだ」とツイッターで発言すると、皆がそれをほぼ信じ込む社会は本気で怖い!

 ツイッターで"@rkayama"として発言をしている香山リカ氏が、数日前に「某氏が死んだ」という意味の発言をした。
 すると、某氏と関係のあった人が皆それを頭から信じて、「冥福を祈る。」だの「地獄に堕ちろ。」だの「死ぬ前に罪を償って欲しかった。」だのと言い始めた。
 発言内容は一見すると多様だが、香山氏のツイッターでの発言を頭から信じているという点では一様である。
 ほんの少し慎重な人も、せいぜい「病死ではなく暗殺では?」と死因を疑うだけで、死自体は微塵も疑っていないようであった。
 管見の限りでは、某氏の死を疑っているのは私だけであった。
 何故、せめて補強証拠が出てくるまで待てないのか。
 はっきり言って「怖い!」と感じた。
 香山氏のツイッターといえば、都合が悪くなると後から「アカウント乗っ取り」だの「アプリ誤作動」だのという弁明がなされる事で有名ではないか。
 香山氏という人間をそもそも信じられない人は当然その内容を疑うべきであろうし、人体としての香山氏を信頼する者は「アカウント乗っ取り」だの「アプリ誤作動」だのを信じてそのツイッターでの発言の信憑性を疑うべきであろう。
 つまり、香山氏の著作や肉声はともかくツイッターについては、香山信者もそうでない人も、すなわち全人類が、取り敢えずは深く疑ってみるべきものであると言えよう。
 そうであるのに、香山氏や某氏への評価については多様性のある人々が、今回は頭から香山氏のツイッターによる某氏の死の報告を信じ切っているのである。
 こんな社会では、カルト宗教の教祖も誣告者も詐欺師もファシストも香山氏も、毎日が楽しくてたまらないだろう。私は怖くて怖くてたまらないが。
 なお某氏については、名前を出した方がこの問題を広く告発するのに便利なのは解っているが、生きていた場合の人権を考慮して匿名とした。