中途半端に推定無罪を理解した者達の中途半端なゴーン擁護論について

 中途半端に推定無罪を理解した者達のゴーン擁護論は、「国外逃亡という犯罪をしたのは事実だが、経済犯罪については推定無罪だ」というものである。

 だが本当に推定無罪を徹底するならば、国外逃亡も無罪を推定すべきである。

 逃亡については本人が公的に自白しているとの反論もあるだろうが、実際には誘拐された後で脅されて虚偽の自白をしている可能性だってあるのだ。

 他ならぬ東京地検ですら逃亡について「犯罪に当たり得る行為」程度のことしか言っていないのに、一般人が勝手に犯罪認定するとは言語道断である。