九月から過去の記事の一部を削除または非公開にしていきます。

 このブログの過去記事の中には、考え足らずや舌足らずであったため今では適切な注釈が必要なものとかが多いのですが、「こういう例外もある」などの注釈を書こう書こうと思っているうちに記事をほぼ書けない状況に追い込まれました*1

 たとえば「身投げ救助業」について語ったこの過去記事(https://gureneko.hatenadiary.org/entry/20141107/1415293064)は、自殺について本人の幸福だけに注目した拙い内容でして、「周囲の人の幸福にとってはどうか?」という視点が完全に抜けています。

 だから「本人にとってはより幸福になるための手段である自殺を邪魔するのは酷い」という立場への注釈として、「しかしダイヤが乱れることによる不幸の総計は一個人の幸不幸の問題の比ではない。鉄道自殺は機械的なほど一律に邪魔すべきだ」という内容の文を新たに書くべきだと思っていました。

 こういう件が山ほどあります。

 一つだけ弁解させていただくならば、注釈を書こう書こうと思ってサボっていたというわけではなく、「考え方が一気に変わりました。私が間違えていました」などの訂正記事(一例→https://gureneko.hatenadiary.org/entry/2020/04/29/194028)を書くほうがずっと有意義だったので、そちらの作業のほうを優先しているうちにこうなったのです。

 今さら注釈を一々書いているヒマはないので、世の中への利益が低そうな文章は片っ端から削除していこうと思っています。

 ただしカルトやカルトっぽい荒らしとの論争のような記事は、完全に削除するとあとで「X教団のアンチのgurenekoがついに逃げた」みたいなことを書かれて、それがまたカルト信者を増やすという別の弊害を生むかもしれないので、仮に価値が低いと感じたとしても、「非公開」という形で半永久的に保存しようと思っております。

 また社会全体にとっては害のある記事でも、個々の読者の皆様にとってはプラスの価値の内容の記事もあるかもしれないので、いきなりこの作業を開始するのではなく、27日前にこうして予告をしました。

 もし一部の記事を保存なさりたいかたがいらっしゃれば、今のうちに保存してやってください。