唐沢俊一検証本、第一巻（http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20090908/1252347436）・第二巻（http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20100107/1262796318）に続き、第零巻・第三巻（参照→http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20100813/1281696282）も入手し、先程読み終えた。
「一度読んだ記事がほとんどだし、他に読みたい本もあるから、原則として速読しよう。」と購入時は思っていたのだが、文章の魅力に惹かれて結局は精読が主体になってしまった。
購入は主に検証活動への支援のための寄付を目的としていたのだが、結局払った金額以上に楽しんでしまった。フェアトレード目的で高価な食品を購入したらその値段で買える別の食品以上に美味しかった時の様な、妙な罪悪感に苛まれた。
数々の悪行を自省しなかったが故の唐沢俊一氏の末路を読むと、悪い事はしないに越した事はないという、単純過ぎるが故に忘れられがちな真理を、再確認させられる。
そしてそれらを献身的とも言える真摯な態度で検証し続けるkensyouhan氏の姿勢を見る度に、自分も見習わなければならないと思わされる。
