都知事選あれこれ

※世界五大科学者殺し
 石原慎太郎氏が、誰とは言わないが世界五大科学者の一人に対して四連勝した。ここは素直に氏の快挙を賞賛したい。
 だが相手は世界五大科学者の中でも最弱であり、世界五大科学者の面汚しに過ぎないのであるから、慢心しないで欲しい。
 
※総理は短く、首長は長く、という傾向
 四選を目指さないという四年前の石原氏の公約が撤回された事は、強い批判の対象にならなかった。
 一方、東国原英夫氏については、宮崎県知事の任期中に国政進出を画策した事や、宮崎県知事を一期しか務めなかった事や、都知事選を次へのステップとして考えていた事は、各方面でかなり悪く言われていた。
 総理大臣についてはさして問題が無い場合でも短期的な交代を望む日本国民だが、自治体の首長については少々の問題には目を瞑って長く務める事を望む傾向がある。
 この傾向が、過去の慣習によって訓練づけられたものなのか、それとも様々な利害が考量された結果として表れているものなのか、今後考えていきたいと思う。
 
ワタミブラック企業としての側面を告発した保守系メディア
 渡邊美樹氏が都知事選への出馬を匂わせた直後、保守系の週刊誌等でワタミの不祥事が掲載されているのを何度か見た。
 「誰某候補は労働者・介護老人の敵だ!」系の告発は革新系メディアこそ得意だと決め込んでいた(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20091014/1255495971)ので、これは少々以外だった。
 ただし、一撃筆殺仕事人という方のブログ(http://ameblo.jp/sataka/)の記事を拝見するに、週刊金曜日社長の佐高信氏は渡邊氏と仲が良いらしい。また渡邊氏の背後に民主党がいた事を考えると、やはりあれらもまた「党派的」な記事だったのかもしれない。
 
※次は君の町へ行くかもしれないぞ
 東国原氏が嫌いで東京都民でない知人が、単純に石原氏の四選を喜んでいた。
 私は「東国原は次は君の県で立候補するかもしれないぞ。」と言いかけたが、喧嘩になると面倒なので黙っていた。