私が「リバティ」に施した親切が実を結んだ。予想通り、私への感謝のコメントは無かったが、菩薩行は返礼を目的としていないので平気である。

 幸福の科学が召喚したとする池上彰氏の守護霊が、本人のNHK退社時の年齢「54」を「55」だと間違えていた件につき、「リバティ」が「ちなみに、池上氏の守護霊は鎌倉時代を生きた人物であり、年齢を「数え」で表現したのであれば、まったくずれはない。」と反論したので、親切な私は貴重な時間を割いて数え歳だと逆に「56」になってしまう事を教えてやった(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20130804/1375582471)。
 そして私のこの指摘を、UMAさんがTwitterを通じて「ザ・リバティ編集長 綾織次郎」氏に伝えてくれた(https://twitter.com/thelibertyweb/status/363664246652940289)。
 すると、彼等の知能でも私の指摘が一応理解出来たらしく、記事の問題部分を修正したようである。現在、前掲引用箇所は「ちなみに、池上氏はNHKを退職した数カ月後に誕生日を迎えているため、この辺りのずれはご愛嬌といったところだろう。」と改訂されている(参照→http://the-liberty.com/article.php?item_id=6439)。
 ただし、私やUMAさんへの御礼どころか、記事を修正したという報告すら書かれていなかった。
 これは私の予想通りの展開であった。
 私の場合は、自分のブログの記事を修正する際には、自力で間違いに気付いた時を除いては、修正の報告と指摘してくれた人への御礼とを欠かさないようにしているが、「リバティ」にそこまで高度な倫理を要求しようとは思わない。「はいはい、いつもの幸福幸福。御愛嬌御愛嬌。」といった所である。
 それにそもそも私の親切は返礼を目的としない菩薩行なので、「リバティ」がこうした態度に出ても一向に平気である。
 ただしこのままでは、修正後の記事しか読まなかった一部の「リバティ」読者が私を嘘吐き呼ばわりする可能性がある。そういった事態に陥った場合、私も面倒だし、悪気の無い読者も一種の被害者という事になる。そこで自他を同時に救済するため、修正前に作成しておいた「Web魚拓」なるものを参考までに一応貼っておく事にする。→http://megalodon.jp/2013-0804-1416-28/the-liberty.com/article.php?item_id=6439

池上彰の政界万華鏡 (OR books)

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