ディズニーランド再遠征記

 前回(http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20121231/1356951015)から一年も経たない内に、生涯で二度目の東京ディズニーランド訪問を果たしました。
 我等一行の構成は前回と同じです。よってもう少し時間が経って中の様子が変化した頃に再訪すべきだとも主張したのですが、30周年の記念品は今しか買えないという声に押し切られました。
 前回が時計回りだったので、今回は反時計回りに移動して、前回見逃した施設を中心に楽しみました。
 平日だった事もあって空いていたので、前回なら諦めたであろう知らない作品を題材にした施設にも足を運びました。最初はやや渋っていた私も、予想外の費用対効果の高さに、直ぐに上機嫌になりました。
 また快晴で11月中旬にしては暖かかったので、前回は出会えなかったメルヘンチックな貸衣装を着ている客が大勢いた事も、前回を上回る私の満足度に貢献してくれました。
 この暖かさの御陰で、前回散々迷った挙句に断念した水飛沫系の施設にも気軽に足を運べました。
 今回一番感動したのが、ジェットコースターの「スペース・マウンテン」です。前回の感想記事では、見晴らしが悪いせいで恐怖感が湧かないジェットコースター「ビッグサンダー・マウンテン」を大いに批判したものですが、過度に見晴らしが良くなると外部の世界が見えてしまうため、ディズニーランドが夢の国であるためにはあれも致し方の無い処置だったようです。しかしこちらの「スペース・マウンテン」では、このディズニーランドならではの見晴らしの悪さというハンディを逆用していました。星々の明かりが僅かに見える以外はとことん真っ暗にして、次に何が起きるのかを予測不能にし、これによって屋外のジェットコースターとは別種の恐怖感を生み出していたのです。この発想は見事でした。
 施設以外で感動した点としては、道に迷った際にごみ掃除が本業と思われるスタッフの方が見事なまでの対応をみせてくれたという一件を挙げておきたいと思います。